日立市内ではレンタカーを借りた。
100円レンタカー(10分100円) というものがあったので、3時間1800円(+保険等)で予約していた。駅から徒歩約30分と遠かったが、タクシーを使うとかえって高くなるので徒歩にて。
日立製作所の巨大な工場に沿って歩いたので、道のりが長く感じられた。
車を借りてすぐに御岩神社へ向かったが、先に帰路に立ち寄った建物で、日立駅舎と同じく妹島和世氏が手掛けた日立市役所新庁舎を。
正面、大屋根広場の東側から。
旧庁舎が東日本大震災で甚大な被害を受け新築することになり、設計コンぺで妹島氏のSANAA事務所が選ばれた。平成29年7月には執務棟が竣工し、今年3月末に大屋根広場や多目的ホールを含めての全体がオープンしたばかり(下記の記事より。SANAAの綴りが…)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201903204482
正面に向かって右側、大屋根広場の北辺。
北側から。左が正面。ひとつひとつのスパンが長大。
中央の芝生広場の上は屋根が四角く切り取られている。
同じ場所から執務棟側。
切り取られた”枠”から見上げる執務棟。
ジェームズ・タレルの作品を思い起こした。
土曜日だったので窓口は閉まっていた。
窓口シャッターを背にして。外のカマボコ屋根がそのまま内に入ってくる感じ。
トイレは利用することができた。シンプルな壁はSANAA流?
再び大屋根の下へ。空間を認識する感覚が気持ちよくいじられる(?)
外の日差しが強かったので暗めになっているが、別の天気や時間帯では違う印象になるのでは。 屋根下には路線バスやタクシーも乗り入れる。
多目的ホールは「ガラスとコンクリート」「直線と曲線」とが奏でる空間なのだそう。次の機会に中に入ってみたい。
多目的ホールの入口上になる東端のスパンにはスリットが入っていた。
今のところグーグルアースでは執務棟しか完成していない。