最ミ塚古墳近くからタクシーに乗って国道153号を南西に向っていた時、西側にピンクに染まる山肌が目に入ったので運転手さんに行先変更をお願いした。
坂道を上がっていくと、県道229号・市場桜町線の道沿いに提灯が並ぶ参道入口があった。
提灯脇には説明板が。 石段は300段以上!
飯沼石段桜の由来
飯沼諏訪神社は今から約625年前、応永4年に創建され、その参道である見事な石段は約245年前 安永5年に築造されたと言われています。その後飯沼竜坂線工事に伴い、明治21年に村人総出で物労両納による大普請で、現在の壮大な300段余の石段が完成されました。その頃この石段の両脇には桜が植えられ、樹齢100年に達しています。
平成21年4月にこの自然遺産を受け継ぎ育てようと飯沼桜保存会が発足しました。飯田市ムトス地域支援づくりの助成を受け桜のライトアップ工事や、桜の名所づくりが合わせて進められ、桜の名所も「飯沼石段桜」と名付けられました。
平成22年10月 飯沼桜保存会
最初の石段を上がって振り返ったところ。
そこから先には桜のトンネルの下に、踊り場も手すりも無い石段がまっすぐに伸びていた。
真上を見あげると幟が。
登った先の飯沼諏訪神社には御柱が立っていた。
参拝後に隣の気になる土盛りへ。
その上にあった祠。
下りは足がすくむ。
半分くらい降りて、桜の窓から山々を。
幟の下から振り返って。右奥で登る方は一日7回を実践中だった。お気をつけて、と本気でお伝えした。
道路を渡って振り返って。
動画でも(3秒ですが)
そこからもタクシーを呼んだら同じ運転手さんだった。雲彩寺へ向かって古墳の墳頂に上がると、巨大な滝のような飯沼石段桜が遠望できた。