前回の蟹ヶ谷古墳群からは、北西3kmほどにある西福寺古墳を目指した。
明津から市バスを利用。道路の左手に続く丘の上には、3年前に川崎市教育委員会主催ツアーで訪ねた橘樹官衙跡や影向寺、子母口富士見台古墳などがある。
西福寺古墳は、バスでは川崎市民プラザ前が最寄りだが時間帯が合わず、グーグルマップの指示に従って溝の口行きに乗り、末長で下車して丘を越えて歩いた。
住宅街の坂を上がると見事なシイノキがあった。
境内からはその土台が盛り上がった円形に見え、もしや 古墳ではと感じたが、反対側からだとそれほど高さはなかった。
末長杉山神社の境内。
石に刻まれた御由緒。
参拝して振り返る。
鳥居の先に立派な参道があった。
参道の左には三重塔のある明鏡寺。
御神木の椎の木のそばへ。
川崎市の「まちの樹50選」にも入っている。
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000018370.html
そこには戦没者の慰霊碑もあった。
80戸余りの末長から60数名の出征兵士を送り15名が戦死したとのこと。慰霊碑は昭和50年建立。
神社の西側には農地が広がり、「シェア畑」もあった。