前回のつづき。
北野廃寺跡から古道の雰囲気漂う県道230号を12分歩いて猿投塚(さなげづか)古墳へ。
道沿いの民家の屋根が重厚だった。
妻側を重ねるのが流行っていたのか。
住宅地への枝道を入るとすぐに墳丘が。
南側に回ると解説板もあった。シュロの木が一本すくっと立っていた。
市指定の円墳で直径30m。
岡崎市指定文化財
史跡 猿投塚(さなげづか)古墳 471㎡
標高21mの中位段丘東縁に立地する古墳で、墳裾が道路などで削られて墳形が崩れているが、円墳と考えられる。かつてこの辺りに分布していた橋目荒居古墳群の唯一の現存古墳。墳丘の直径は南北で約30m、高さは約4mを測る。
内部構造や出土遺物についての記録は残されておらず、築造年代は不明。
昭和55年7月11日指定 岡崎市教育委員会
墳頂への小道もついている。
墳頂から振り返って。
住宅の間から遠望があった。台地の縁の立地であることが実感できる。
パノラマで。
墳頂の様子。
東側。
北側。
西側には立派なモミジがあった。
北側の小道から見た墳丘。
小道は住宅の間を抜ける細道につながっていた。
すぐ先は県道26・56号の幅広道路。歩道橋があったので、その上から東方向。
同じ場所から北西方向。猿投塚古墳のシュロが中央、屋根の上にぴょこんと見える。
そこから南東方向。