前回のつづき。
お酒が入って気分よくなりながら、祭りで賑う比々多神社を後にした。
朝歩いてきた道を南へ進む。西側、畑の向こうの小山(中央やや左)は登尾山(とおのやま)古墳があったところ。右の中腹には立ち寄った展望台が見える。
北側を振り返ると、大山のピークが顔を出していた。
そのまま国道246号に出て西へ歩き、桜坂の分岐を左折して鶴巻温泉を目指す。バス停はあったが時間が合わなかった。
途中で峠のような地形のところに箕輪駅跡があった。
奈良時代の古東海道の駅であったとのこと。
市指定史跡 箕輪駅跡
指定日 昭和44年2月27日
箕輪駅跡は奈良時代の古東海道の駅跡と伝えられています。
駅とは馬を置き、国司の送迎や官用に供された施設です。
古東海道とは、奈良時代からの官道で、相模国では足柄峠から坂本(南足柄市関本)をとおり、小総(おぶさ:小田原市国府津)を経てここ箕輪に達し、更に相模川以東に至ったものと考えられています。
後の矢倉沢往還(鎌倉時代以降の道)もこの地をとおっており、この箕輪は古くから交通の要衝になっていました。
平成13年12月10日 伊勢原市教育委員会
その向かいには気になる高台地形が。
石段を上がると、神明神社があった。
参拝して振り返ったところ。
御祭神は天照皇大神。問い合わせ先は比々多神社となっていた。
比々多神社のサイトによれば、本務である比々多神社以外に、伊勢原市に12社、秦野に3社、平塚市に7社の計22の所管社があった。
http://hibita.jp/hibita/shokansha.shtml
石段上から東方向。
バス通りへ戻って下り坂を進んで振り返ったところ。こちら側は秦野市になる。
鶴巻温泉駅から徒歩10分の場所。
鶴巻温泉駅から小田急線を西へ一駅乗り、東海大学前駅で下車。
高架の側壁には長大な花壇があった。
ここからバスで、県指定史跡・二子塚古墳へ向かった。