「東京モダニズム」 のアプリで気になっていた建物を見に北千住へ行った。
駅西口の魅惑的な細道エリアを抜け、国道4号・千住仲居町の信号待ちで、目指す建物が見えていた。
NTT千住ビルは昭和4年(1929)築の名建築。設計は京都タワーや日本武道館、聖橋、永代橋(意匠)なども手掛けた山田守(1894~1966)
昨年訪ねた野田市郷土博物館も山田守の作品のひとつ。
NTT東日本のビルとして現役で活躍中だが、当初は逓信省の千住郵便局電話分室であり、山田守は当時逓信省の技師だった。
門のすき間から通路のアーチ。反対側は蛙股のようなカーブになっている。
縦長の窓の連続が気持ちよい。
角の部分。
この丸みにあたたかみを感じた。
縦長楕円形の窓。
スクラッチタイルが美しい。
東側の面には塔のように階段室。
南東側の正面入口はRの大きなカーブ。
庇の具合もよかったが、あまり高さがなかった(190cmくらいか)