前回のつづき。
笛吹市八代ふるさと公園内にあって岡銚子塚古墳に隣接する、桜の見事な古墳へ。
岡銚子塚古墳の墳丘から見る盃塚古墳。
パノラマで。左が岡銚子塚古墳、右が盃塚古墳。
径23m・高さ4.5mと、円墳として特別大きいサイズではないが、麓に立つ桜の大きさに圧倒される。
墳頂への階段から。
墳頂から見上げる。
そこから連なる桜並木。
桜の元へ下る階段も。
下りた先に説明板があった。
八代ふるさと公園は平成26年に整備されたが、説明板は平成6年のもの。
町指定
史跡 盃塚古墳
昭和55年3月31日指定
この古墳は、岡・銚子塚古墳の北東約50mの位置にあり、八代町内でも有数の規模を誇る。墳丘が著しく変形しており原形が定かでなかったが、平成4年度の発掘調査により直径23mの円墳で、周囲に幅1.8mの壕があることを確認した。遺体を納めた主体部は、墳丘が著しく変形していたため確認できなかったが、墳頂部のトレンチより円礫が多く発見されていることから、竪穴式石室であると推定される。副葬品は、発掘調査等によって発見した鉄刀や鉄鏃・鉇(やりがんな)があり町教育委員会で保管している。
この古墳は、5世紀頃に造られた八代町周辺の支配者層の墓と推定される。
規模:直径23m、高さ4.5m
平成6年10月 八代町教育委員会
桜の下には石碑もあったが、幹にある立て札には「ふえふき七福桜 其の六・甲州蚕影(こかげ)桜 夫婦円満桜」とあった。
桜の下から見る墳丘。
そこからの甲府盆地の眺め。
八ヶ岳をズーム。
甲斐駒ケ岳をズーム。
頭上は花の天井。
桜並木の下には遊歩道。
桃と桜の2種のピンクの帯。坂を下った先の公園内には「桜の森」があるが時間の都合で次の機会とした。
並木の先の親水公園。
ズームすると中央リニアの橋梁部が見えた。
しだれ桜の下のカーペット。
「遊びの広場」には遊具も充実。
中央リニアの橋梁を別の角度から。走る姿も撮りたかったが、いつになるかわからないので次の機会とした。
公園と隣接してぶどう棚。
このあと大善寺(ぶどう寺)を参拝しようと思っていたが、帰りの電車の時間が近づいていたので次の機会とした。
他に訪ねたかった古墳もまだまだ沢山あるので、近々また甲府盆地を訪ねてみたい。
車で通り過ぎた勝沼ぶどう郷駅前の甚六桜公園。
2017年4月12日