渋谷区東の台地上は電車や地下鉄の駅からは少し離れるが、山種美術館や塙保己一史料館のほかに、國學院大學博物館や白根記念渋谷区郷土博物館・文学館もある。
白根記念渋谷区郷土博物館は、Wikipediaによれば1975年(昭和50年)、渋谷区議会議員の故白根全忠より寄贈された宅地、邸宅をもとに開館、2005年に全面改築されて文学館を併設した。
新聞で「渋谷を流れた川の写真展」が紹介されていたので見に行った。10月16日まで。
入館料は一般100円(博物館・文学館共通)
企画展示室にあったのは、古くは明治34年(1901)から昭和52年(1977)にかけて撮影しされた渋谷区の河川の写真25点。
唱歌「春の小川」の舞台になったとされる河骨(こうほね)川や、穏田川など、渋谷川の支流・本流や神田川支流などのかつての姿を見ることができる。
今ではその多くが暗渠となっているが、それでも痕跡は残っていてるようで、展示は”現在の姿”の写真も見比べられるように並べていて面白かった。
企画展示室は撮影不可。撮影位置が示されたマップもあったがこれも不可だった。
が、博物館で販売されている文化財マップ(300円)には旧河川の位置が青い破線で示されていて川跡を辿れるようになっていた。 思わず迷わず買いました。
常設展示も充実していた。一部撮影可。
入口には昔の渋谷駅のパネル。
ハチ公像のレプリカ。
縄文土器体験コーナーでは、粘土に縄目をつけられる。
昭和の部屋。畳に上がることもできる。
昭和の台所。
前回の東京オリンピックで使われた聖火ランナーのトーチ。持てるようになっていた。
江戸期の生活道具の体験コーナー。
博物館外観。この外観及び常設展の写真を撮った時期は少し前になります。