墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

ライアン・マッギンレー BODY LOUD!展 @東京オペラシティ アートギャラリー

前回の下高井戸にいったついでに、初台で写真展をみました。

この入口パネルの作品が載ったチラシに誘われて。

 

ライアン・マッギンレーは1977年生まれのアメリカの写真家で今回が日本初の個展。

作家自選の約50点が展示されている。

ライアン・マッギンレー BODY LOUD !|東京オペラシティアートギャラリー

 

作家や作品については、mventuraさん(id:mventura)がご自身のブログで詳しく紹介されています。


メインの部屋では壁一面にカラフルに並べたヌードが圧巻。

 

自分は、人物が点景になっている”風景写真”に心を惹かれました。

(写真を写真で紹介するのは気が引けますが撮影可であったので)

 

結構命懸けでは。CGで作り出すには逆に難しそう。

 

一見”LOUD”ではない遠景の人物ですが、裸であることで”主張”が感じられます。

見ているこちらが、下界で足掻いていたり嵌っていたりする小さな人間を観察する神の視点になっているようにも思えました。

勝手なイメージを付与して恐縮ですがヒエロニムス・ボスの「快楽の園」を見て受けるような印象。

大判のプリントが素晴らしいので、ぜひ実物をご自身の目で確かめてみることをおすすめします。

7月10日まで。一般1200円。