墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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野木町ホフマン館 栃木県野木町

前回のつづき。

ホフマン煉瓦窯の隣にオープンした野木町の新しい交流施設。 

 

こちらがパンフレット。レンタサイクルもあって遊水地へも行ける。 

http://www.town.nogi.lg.jp/data/doc/1460695831_doc_11_0.pdf

 

カフェも。

 

近所で採れた農産物も販売されていたが、ここには生きている川魚もあった。

ドジョウやタナゴ

 

川えびも。

 

展示室は3部屋。

ホフマン輪窯関連資料の展示、渡良瀬遊水地に関する展示、さらに特別企画展の第一期として「野木の夜明け」(旧石器~弥生)期の資料の展示の部屋があった。

 

野木町出土の縄文土器。

 

こちらは弥生土器。

 

弥生土器は大きめのものがロビーにも並べられていた。

 

レキシの歌が頭の中を流れる。


狩りから稲作へ / レキシ (歌詞あり)

 

ロビーには地元の方々の手による活け花も沢山飾られていて華やかだったが、よく見ると花瓶は本物の縄文土器だった。

 

この取り組みは素晴らしい。

 

器も活き活きとしているような。

 

5100年という時を経ているが、古さが感じられない。

 

こちらは石器類の展示。

 

石棒の陰に謎の形の石器があった。

 

こちらも”今風”

第一期の展示が弥生時代まで、とすると第二期は古墳時代からか。これは再訪すべきか… 

 

お隣の部屋は、渡良瀬遊水地の展示室。

 

遊水地の面積は3300ha=33平方km。

TDL+TDR=1平方kmの33個分、山手線内63平方kmの半分強。

 

2014年の夏の旅行で、飛行機の窓からも見えた。

往路~ロンドンアイ(London Eye) - 墳丘からの眺め

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そしてさらにお隣、ホフマン輪窯の展示室。

 

こちらの窯で造られた煉瓦には「T」や「★」「ひし形にS」などの刻印がある。

 

煉瓦の材料は、旧谷中村から採れる土(粘土)と、思川が上流から運んできた川砂だった。それを常磐炭田から運んだ石炭をくべてホフマン窯で焼成した。

 

栃木県内に残る赤煉瓦建物の地図があった。

行きたい場所が増えてしまった。

さらにこちらも。重文の煉瓦窯は舞鶴と近江八幡にもある。

 

とりあえずはホフマン館から歩いても行ける「新井家ふるさと記念館」へ行ってみることにした。

施設の前の並木道の出店で賑っていた。ご当地ハンバーガーを買いました(即、食べたので写真なし)

つづく。