墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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渋谷氷川神社 東京都渋谷区東

前回のつづき。

國學院大學博物館を出ると台地の縁に木立と神社の案内標識があった。

惹かれて境内に入っていくと境内の意外な広さに驚いた。

 

神楽殿もある。

 

筋骨たくましい狛犬。

 

台地の上から入ったので参道へは降りていく形。

 

石段を少し降りて振り返ったところ。

 

上記の位置から参道入口方向。南西方向なのでちょっとした「光の道」になるときもあるのでは。ちなみにJALの嵐のCMは宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ:福岡県福津市)だそうですね。

 

ぽっかり開いた広場に屋根つきの土俵があった。

 

説明板も。

氷川神社金王相撲(こんのうずもう)跡 東2丁目5-6 氷川神社内

この氷川神社の創建は、区内でも古く、かつての下渋谷村、下豊沢村の鎮守社でした。そのころの祭日は、9月29日で当日は境内で相撲が行われ、その相撲場は今も残っています。

この行事を金王相撲といい、いつごろから始められたか明らかではありませんが、かなり古くから行われていたらしく、近郷はもちろん江戸の町からも見物人が集まり、凶年などには休業しようとしても見物人が集まるので、やむなく興行したといいます。

ここで相撲をとったのは、本職の江戸の力士ばかりではなく、近郷の若者も大勢参加し、江戸時代の村のレクリエーションの場となっていました。渋谷区教育委員会

 

夜は立ち入り禁止となる。

 

一旦台地上へ戻り、神社の南側の細道を降りてみた。

台地下の道もゆるやかにカーブしていて趣があった。明るい時間帯に再訪したいエリアだった。

 

氷川神社の南隣の寶泉寺の入口。

 

氷川神社の境内は人通りがあった。

参道の先は明治通り、渋谷と恵比寿のほぼ中間だが、渋谷駅からも700mほどしか離れていない。

ビルの裏を流れる渋谷川を渡ったりしながら恵比寿まで戻った。