墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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古墳ブーム?

12/5の土曜日、NHKの「あさが来た」の後、つけっぱなしになっていたテレビで「コフン」という声がした。

「土曜すてき旅」という番組のテーマは、”古墳大国”を訪ねて 群馬 高崎。

高崎の保渡田古墳群と八幡塚古墳が紹介されていた。

 

保渡田(ほとだ)古墳群は5世紀末から6世紀前半にかけて築造された古墳群で、100m級の前方後円墳が築造順に井出二子山古墳、保渡田八幡塚古墳、保渡田薬師塚古墳と3基集まる。

中でも築造当時の姿に、約40万個もの葺石を貼って復元された八幡塚古墳は、圧倒的な存在感がある。6mの高さの墳丘上からは赤城山や榛名山を望め、「墳丘からの眺め」を楽しめる場所。

2年前のGWに家族で探訪した。

上記の際には、時間がなくて薬師塚古墳へは行けなかったが、番組ではその石棺や、石棺内にあった馬具(重文)が紹介されていて見入ってしまった。

 

もうひとつ紹介されたのが高崎市八幡町の観音塚古墳。

戦時中防空壕を掘っていた時に偶然見つかったということを番組で知った。

巨大な天井石は畳み6枚分の広さで推定重量60トンになる。石室派必見の古墳。

 

また、番組では古代米を前方後円墳型に盛った”古墳カレー”を、高崎市の新名物として紹介していたが、どの店で食べられるのかの言及はなかった。

 

 

その番組を見たあとに、録画していたタモリ倶楽部を見たら、なんとこちらも古墳だった。

テーマは「巨大古墳と一緒に自撮り写真に挑戦」

タモリ倶楽部|テレビ朝日

埼玉県行田市の埼玉(さきたま)古墳群で自撮り棒で記念撮影するという企画。もともと空に揚げた凧から吊るしたカメラで自撮りをするはずが、全くの無風で企画の調整が行われたようだった。

普段は立ち入れない瓦塚古墳(だったと思います)の墳丘からの映像は興味深かった。

 

さきたま古墳公園(さきたま風土記の丘)内に9基の大型(100m前後)古墳を擁する。昨年、一昨年と訪れた。

 

ちなみにタモリ倶楽部はその前の回の「日本一の地形模型 荒川大模型173」も面白かった。

ガリバーウォーク|埼玉県立川の博物館:かわはく

 

荒川については赤羽岩淵の荒川知水資料館で河口から源流まで遡る映像に惹かれた。

旧岩淵水門 荒川知水資料館 @赤羽岩淵 - 墳丘からの眺め

が、173kmの川を1000分の1の173mで作った屋外模型があるとは知らなかった。

放送後の週末から改修工事に入っているので、完了する来春に訪ねてみたい。