墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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映画(DVD)「インターステラー(INTERSTELLAR)」の感想

日本では1年前の2014年11月22日に公開した作品。映画館で見そびれて、それっきりになっていました。

たまたま、子供の希望で別の映画を借りに行った「ついで」のレンタル。翌日が7泊8日の期限だったので、日曜日の午後に見た次第。

それが、見て「大正解」でした。圧倒的な映像と、泣ける物語。

 

自宅のテレビは確か32インチ。大スクリーンで見なかったことを後悔しました。

インターステラー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

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監督はクリストファー・ノーラン。出演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マット・デイモン他。

 

出だしの重苦しさで2時間49分を耐えられるかと思ったのも杞憂、最後まで釘付けでした。SF映画にありがちな人をワッと脅かすような仕掛けもなく(それはSFXか)、思わぬストーリー展開に引き込まれました。

ネタバレ領域に触れますが、とあるブログの「怒濤の展開と伏線回収」とのコメントは、うまく言い表していると思います。

 

宇宙をテーマにした映画は、それこそあと20日ほどで公開の「スターウォーズ ep7/フォースの覚醒」のシリーズが念頭に上げられるでしょうが、自分にとっての筆頭は「2001年宇宙の旅」だと思っていました。

インターステラーを見た後でも、その気持ちは変わらないとも言えるかというと、ちょっと迷うところがあります。

謎を余白として残して想像させるよさもありますが、仮説を隅々まで創り込んで触れそうなリアルな映像を提示されて、一日経っても余韻が残っています。

 

昔見た「コンタクト」の”コンタクト”や、最近見た「ゼロ・グラビティ」のリアリティも記憶に残っていますが、「インターステラー」はそれら作品が持つ要素も包含しているように感じました。

 

ネット上に沢山の批評・感想がありましが、こちらの記事が熱量が高く画像も豊富です。

 

記事内にあったノーラン監督自身の解説もある13分のメイキング映像を見て、再び感動が湧きました(ただし、未視聴の方は「見てから」にした方がよいです)

 

上記の中で「グリーンスクリーンを使っていない」というコメントがあります。

だからこんなにリアルであるのかと納得しました。

 

またこの映画を見て、改めて重力(引力)って何だろうとの疑問が湧きました。質量があるだけで引き合う、その理由って?

そして磁石が引き合う理由も理解していない自分に気がつきました・・・ 

 

リバイバル・ロードショーやらないですかね。

 

追記:映画では土星まで、冬眠状態で2年の旅だったですが、国立天文台では80歩くらい(?)でした・・・