墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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重要文化財 日本橋 東京都中央区

前回のつづき。

髙島屋日本橋店を見た後、そのまま中央通りを北へ行けばすぐに「日本橋」になる。

今はクルーズ船の船着場になっている場所から。かつてこの南詰の東側は囚人の晒し場だったことを今回知った。西側には高札場があったそうだ。

 

ここに来るのは夏以来。1年前にも来た。

春信一番!写楽二番!フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 @三井記念美術館・三越前 - 墳丘からの眺め

日本橋の歴史的建造物(の一部) - 墳丘からの眺め

再びWikipediaより引用。

東京都中央区の日本橋川に架かる国道の橋。日本の道路元標があり、日本の道路網の始点となっている。

現在の橋は19代目[要出典]または20代目にあたるとされる。石造二連アーチ橋で橋の長さ49m、幅27m、設計は米本晋一、装飾様式は妻木頼黄、装飾制作は渡辺長男による。 路面電車を通すことが決まっていた路面はわずかにアーチを描き、橋脚と橋台は山口県産の名石、側面は真壁石、アーチ部分と道路の表面は稲田石で、内部は、最も荷重のかかる両端がコンクリートで、さほど荷重のかからない中央部分が煉瓦。推定寿命1000年程度。

 

欄干の外側に銘板があるのを今回知った。

 

関東大震災の火災で照明装置や高欄、敷石等が毀損したので昭和3年に総額5万余円をかけて復興工事を行なったという東京市の碑。反対岸には携わった方々の名が刻まれた碑も。

 

アーチのキーストーンにつけられた獅子のブロンズ。

 

橋の上、南東の角の獅子。彫刻は渡辺長男(朝倉文夫の兄)の作。

 

北東角左の獅子。全身像の獅子は全部で4頭。

 

中央の柱には麒麟が背中合わせに2頭ずつ、計4頭。柱の上には獅子の頭が4面にある。麒麟は発展を、獅子は保護を表しているそうだ。

電灯は高速高架の間に頭を出している。

 

橋の北西側に広場があり、道路元標が移築されている。かつては市電の架線柱でもあった。

 

日本橋の真ん中に元標が埋め込まれているが、公園内にレプリカがある。

 

上記レプリカは”同笵モノ”だった。

日本橋は1603年に創架され、江戸幕府により五街道の基点として定められました。現在の日本橋は1911年に架橋されたルネサンス様式の石造二連アーチ橋で、四隅の親柱の銘板に刻まれた「日本橋」及び「にほんはし」の文字は最後の将軍・徳川慶喜公の揮毫によるものです。1972年、日本橋中央の「東京市道路元標」がこの広場に移設・保存されました。その据えられていた跡には、内閣総理大臣佐藤栄作氏(後にノーベル平和賞受賞)の揮毫による「日本国道路元標」が埋標されました。この複製も同時に制作・設置されたものです。東京市道路元標は、1999年に米寿を祝う日本橋とともに国の重要文化財に指定されています。

 

北詰の反対側・東側には魚河岸記念碑がある。