墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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銀座ガス灯通りのガス燈

前回の再訪。

今でもガスで輝く明かりは、銀座ガス灯通りの銀座3丁目の北・南端に2組・4灯あった。

北端側の2組。他の明かりにまぎれているが。

 

別の角度から。左の一基はわかりやすい? 結構人通りが多く写真を撮るのに時間がかかったが、暗いし高い位置にあるので他に誰も見る人はいなかった。

 

ガス「燈」と書きたくなるデザイン。青い炎も揺らめいていた。

 

もう一組は、アップルストアの裏側にあった。

 

対の一基。マントルがよく光っていた。

 

通り越しに見ると、やはり埋もれてしまっている。

江戸東京博物館では明治期の銀座通りの精巧なジオラマがある。昼と夜の演出があったので、今度は夜の風景を撮りに行こうと思う。

江戸東京博物館 常設展 - 墳丘からの眺め

 

現役の「ガス燈」 は横浜の馬車道通りや山下公園通りにもあるようなので、機会を見つけて訪ねてみたい。

ガスから始まった明るい世界(1) - ライブドアニュース

 

 

おまけ。

こちらは地下鉄銀座駅と東銀座駅を結ぶ地下道で晴海通りの下にある。

銀座の”ど真中”にあるわりには、天井が低く中央の柱が煉瓦造りで、レトロな(ちょっと古臭い方の)イメージだったが、柱ごとに明かりがあることに初めて気がついた。

 

こちらの方のブログの写真では明かりが点いた状態。「ガス灯を模した照明(地下なので防火管理上ガス灯を使えるわけがない)」とあった。

確かに、地下鉄日比谷線の工事は昭和34年(1957)で、銀座のガス燈全盛期だった明治~大正期、関東大震災(1923)前より30年以上ずれていた・・・

 

上記のブログには、この地下道の下にもう一本、幻の地下道が存在する(地下鉄敷設工事に伴う地上店舗の一時立ち退き用地下街)との記載もある。地下道が一部盛り上がっているところは、かつて銀座シネパトスがあった三原橋地下街のはず。そこと直行するスペースがあるのであれば、博物館のような形で公開できないものか・・・