前回のつづき。
結局台ヶ鼻古墳も撤退に終わり、またもや失意を感じながら宿へ向かっていたら途中できれいな風景に出会えた。
夫婦岩(めおといわ)
夫婦岩と言えば伊勢・二見浦のものが最も有名だが、 Wikipediaには日本各地59ヶ所の夫婦岩が記載されていた。
こちらの説明板には「二見浦の倍以上」の大きさとの記載があった。
佐渡 夫婦(めおと)岩物語
「古事記」のイザナギ(夫)・イザナミ(妻)の国生み神話では、7番目に佐渡を生んだとあります。その後について佐渡に残る伝説では、「産後の疲れを癒すために自分たちの分身の岩を作り、この岩つまり夫婦岩から次々と残りの島々を作った」とされます。二人は神様に見つからぬように見張りに猫を置いたのですが、火の神を作ろうとした際、この猫が大あくびをしたために神様に知られてしまいます。
怒った神様は、二人の乗っていた舟を岩(帆かけ岩)に変えました。また火の神によるやけどでイザナミは亡くなってしまいました。この周辺の地を高瀬(たこせ)と呼ぶのは、高天原と結ぶ瀬であったからだともいわれます。近くには猫岩も帆かけ岩もあります。向かって右が夫の岩:高さ22.6m、左が妻の岩:23.1m。三重県伊勢市の二見浦の「夫婦岩」の倍以上の大きさです。
海辺だが波がなく、静かで不思議な雰囲気だった。
左側の「妻の岩」の方が高い。
岩の前には大きなドライブインがあったが、営業時間は終了していたようだった。「さざえ採り体験」ができるようだが、この舟を使うのか?
近くには「猫岩」もあったようですが見そびれました。
そこから相川の町までは近かった。町に入る直前に公園があったので寄ってみた。
広い芝生。
港町の風情。
簡単な地図もあった。
ふと見ると説明板があり読むと、この場所でも歴史があった。
自害の理由がわからなかったが、合掌。
この日も相川のホテル万長に泊。広い温泉で汗を流せて気持ちよかった。
つづく。