前回のつづき。
ゆりかもめの青海駅からもう一駅乗ってテレコムセンター駅へ。前に車窓から見えた案内表示が気になっていた「東京みなと館」へ行ってみた。
駅を降りて右に、青海フロンティアビル、左がテレコムセンタービル。東京みなと館は右へ。
エレベータで20階へ行くと入口受付がある。大人200円。月曜休館で開館時間は9:30~17:00。
展示は江戸時代の港のジオラマから始まる。
動いたりするものではないが、なかなか精巧にできていた。
ジオラマは他に港湾でのコンテナの積み下ろしやお台場のビル群があり、豊富なパネル展示もあった。
2mほどの高さがある東京港の衛星写真。平成22年3月撮影とあった。地図や衛星写真は大きいサイズのものがあると思わず見入ってしまう。地点同士の位置関係がわかって面白かった。
使用状況で分類された東京港埠頭一覧。
ちなみに、ウェブサイト上にも写真などの展示がある。
https://www.tokyoport.or.jp/43minatokan0103.htm
「東京港運河ものがたり」や「東京港貨物専用鉄道のあゆみ」が興味深かった。
が、主役は眺め。展示室の窓は東西南北各方向に向いていて遠くまで見渡せる。
前回エントリの船の科学館もよく見えた。手前が引退した南極観測船「宗谷」
本館との間の青い屋根が現在の展示施設のようだ。
南に広がる青海コンテナターミナル、13号地・青海埠頭。
立ち並ぶガントリークレーンの先には房総半島、そしてアクアラインのトンネル部分の通気口の「風の塔」
Vol.008 川崎人工島換気塔 | 地図に残る仕事 | WEB.LIBRARY.TAISEI 大成建設
足元には「大江戸温泉物語」
東には大井埠頭。
その北に品川埠頭、芝浦埠頭、日の出埠頭、竹芝埠頭、月島・晴海・豊洲埠頭があり、隅田川につながる東京港のメインストリート「第一航路」
ズームすると横浜のランドマークタワーも認識できた。
なお、ガントリークレーンの「gantry」の意味は門型の構造物を指すのだそうだ。
こちらは北西方向。フジテレビ(by 丹下健三)、レインボーブリッジ、そしてその先に東京タワーがあった。
ズームすると、タワーの根元までよく見えた。
こちらは北北東方向。
ズームすると東京スカーツリーもよく見えた。デジタルズーム大活躍。
直線距離で10.7kmほど。
駅の反対側のテレコムセンター。ここにも「日本夜景遺産認定」の展望台があることを知った。
ここまで来たついでに、そちらの展望台にも寄ってみることにした。
つづく。