墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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小堀の渡し(おおほりのわたし) 茨城県取手市

前回のつづき。

長禅寺三世堂を見たあとは、台地を下りて利根川の方へ向かった。すぐに通りの先に堤が見え、上ると広大な風景が広がっていた。

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常磐線の鉄橋の下あたりに幟旗が立っていて、行ってみると渡し舟乗り場だった。1区間100円、1日7便ある。周遊すると300円、50分のコースになる。楽しそう。

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川面の桟橋のそばまで降りていくことができる。

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 20分ほど待てば乗れそうだったが、この日は別の場所にも行ってみたかったので見送った。

堤上にサイクルステーションがあって自転車をレンタルできる。船には自転車も載せられるので自転車で両岸を回ってみるが面白そう。

 

川辺には釣り師の列があった。こちらは下流の銚子方向。

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反対の上流側を10数キロ遡ると守谷に出て、以前訪れた利根運河の入口になる。

ここも素敵な場所でした。

 

帰宅してグーグルマップを見たら対岸に古利根沼という名の三日月湖があり、その北側が茨城県となっていた。

 

下記のサイトには渡し舟が始まった経緯が詳しく書かれていて面白い。大正3年から開始され昨年平成26年が百周年だったそうだ。船の写真もある。

サイトの「小堀の渡しミニツアー」にも惹かれるものがある。

 

小堀の渡しの歴史については取手市観光ガイドの説明もわかりやすかった(下記に引用)

利根川は、取手市の南(現在の小堀地区・古利根沼)を蛇行して流れていましたが、大正9年に利根川河川改修によって、当時、地続きであった小堀地区は、取手(井野村)から分断されました。交通の不便を感じた地域住民によって渡船場の設置が協議され、渡し舟を出したのが始まりと想定されて以来、現在に至っています。

これまで小堀の渡しは、小堀と取手側の二つの船着場を往復していましたが、新たにJR常磐線鉄橋下の『取手ふれあい桟橋』を加え、三点間の就航となりました。

別の機会で(自転車を借りて)探索してみたい。