前回のつづき。
旧新潟税関庁舎を見た時点でまだ6時半過ぎだったので、新潟駅の観光案内所でいただいたMAPにあった旧小澤家住宅まで行ってみることにした。
住宅街を通り抜けると時代を経た木造住宅が現れた。
・清廣刃物製作所 早朝なので営業しているかどうかは分からず。
となりは道ひとつ隔てて、旧小澤家住宅。
この、間の小道が良い感じだった。
下記は新潟市文化財 旧小澤家住宅 新潟市中央区での紹介。
明治期に廻船問屋廻船問屋業を営み、みなとまち新潟で成長した商家小澤家の店舗兼住宅です。周囲の家並みに調和した柔和な造り、品の良い贅沢さがさりげなくほどこされた和の粋を感じる空間です。また、景勝地松島の借景を模して造られたとされる庭園も見事です。
背の高い黒塀で囲まれた敷地の入口建物。
下記は旧小澤家住宅・北前船の時代館のHPから転載。
旧小澤家住宅は、江戸時代後期から新潟町で活躍していた商家・小澤家の店舗兼住宅です。(中略)
小澤家は、江戸時代後期には「小澤屋七助」と名乗り米穀商を営んでいました。
明治時代の初めに当主は「七三郎」と改名し、回船経営に乗り出します。以後、運送・倉庫業、回米問屋、地主経営、石油商と様々な事業に進出し、新潟を代表する商家の一つとなりました。また、歴代当主は新潟の政財界の要職で活躍しました。
上大川前通に面する敷地(約1600平方メートル)の中に、主屋や土蔵などの建物(延床面積約860平方メートル)があります。
敷地の南側には、思案小路に沿うように主屋・道具蔵が並びます。道具蔵は、開口部に残る焦げ跡や鬼瓦のヘラ書きなどから、明治13年(1880)8月の大火以前の建設、主屋はその直後に再建されたものと推測されます。旧新潟町に現存する町家では最も古いものの一つです。主屋は、平入の店に妻入の棟が接続する形態となっており、せがい造り・窓付き雨戸・張り出し二階といった新潟の典型的な町家の形態を保っています。
小澤家は明治時代の中ごろから終わりにかけて敷地を北側に拡大して、明治42年(1909)に竣工した家財蔵をはじめ、新座敷・離れ座敷などの増築や庭園造りを行いました。
中に入らずにエントリすることに呵責を感じつつ、次の機会に必ず・・・ 旧小澤家住宅 入館料200円 9:30~17:00
刃物屋さんと反対側の小道(思案小路)側には格子窓が並んでいた。
同じ通り沿いの別の木造建物。
こちらは赤色が目立っていた。
さらにMAPで近くにあった日和山まで行ってみることにした。
途中にあった味のあるミニ・アーケード商店街。
つづく。