墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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千代田区立日比谷図書文化館 千代田区日比谷公園

日比谷図書館の正式名称。

建物の平面プランは、珍しい正三角形(ほぼ?)

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2011年にリニューアルと同時に東京都から千代田区の管理となった。

千代田区立日比谷図書文化館|美術館・博物館・展覧会ならミュージアムカフェ

上記サイト等の情報を要約。

1908年(明治41年)東京市立日比谷図書館として開館。三橋四郎の設計によるアールヌーボー様式だったが1945年に空襲で焼失。
1957年に現在の三角形の建物が落成。敷地がほぼ三角形であったことから、当時の館長が発案。設計は高橋武士/東京都建築局 。螺旋階段や六角形の柱などの個性的な意匠がみられ、日差しを和らげるため窓に障子があった。

2006年、日本におけるモダン・ムーブメントの建築としてDOCOMOMO JAPANが選定 。

2009年より休館、2011年リニューアルオープン(設計は保坂陽一郎建築研究所)

 

日比谷公園の南端、市政会館・日比谷公会堂の東隣に立地する。

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西の角にはカフェ(PRONTO)もある。

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カフェ、ショップ|千代田区立日比谷図書文化館

なんと図書館の本をそのまま店内に持ち込んで、コーヒーや食事と共に読めるらしい。

 

図書館入口は日比谷公園側の「三角形の頂点」にあった。

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はいってすぐ、螺旋階段の後ろに「常設展示室」のサインが。

なんとここには千代田区の郷土歴史博物館となっていた。しかも無料。「千代田にみる都市の成立と展開」の充実した展示があった。

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古墳のコーナーも。飯田橋駅近くの富士見二丁目にも古墳があった!

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マップの部分の拡大。

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江戸図屏風を複製でじっくり観察することができる。

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 近代の建築物コーナーの写真も充実。

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こんな充実した展示であるのに人がいない・・・

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ニコライ堂の「例の」写真も。

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展示室は5つに分かれていて、古代、中世、近世、幕末~明治、まちの歴史(まち歩きに役立つ見どころ)が紹介されていた。

常設展示のご案内|千代田区の文化財

 

下記の歴史コンテンツでは散歩コースや文化財の紹介もあって大変充実している。

千代田区歴史コンテンツ|千代田区の文化財

 

ほとんど時間がなく、写真を撮っただけだったので、再訪したい。

2015年1月30日~3月22日では、平成26年度文化財特別展「江戸の坂と橋 ~江戸・東京の地形~」が開催される。これは見逃せない。

 

図書館は平日はなんと22時まで、カフェは19時まで、B1のレストランは21:30まで開いているそうだ。オアシス(公園)の中にあるオアシス(屋内)だった。

カフェ、ショップ|千代田区立日比谷図書文化館