墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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年末の城ヶ島 神奈川県三浦市

12月31日、天気が良かったので家族で外出。

TRAVELHOLIC・ふじこさんの下記のエントリに惹かれました。

 

空いている道を快適ドライブ。有料(150円)の橋をわたって、島の西端の駐車場に停めた。

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車も通るが小さな土産物屋街を抜けると、すぐに城ヶ島灯台があった。

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城ヶ島灯台

城ヶ島灯台の歴史は古く、慶安元年(1648年)、当時三崎奉行であった安倍次郎兵衛が徳川幕府の命によって航行する船のために島の東端安房崎に烽火台を設けたのが始まりで延宝6年(1678年)にこれを廃して、島の西端に灯明台を設けました。その後、享保6年(1721年)代官河原清兵衛が再度かがり火に代えましたが、この火光については晴夜光達約30kmと伝えられ、燃料費については浦賀入港の船舶から徴収していたと言われます。このかがり火による灯台は明治3年8月12日夜まで続きましたが、以降フランス人技師の設計造築による新灯台に代わりました。この新灯台は、わが国5番目の洋式灯台で関東大震災(1923年)で損壊しましたが大正15年に改築、現在の灯台は「灯質 閃白光15秒に1閃光、光度31万カンデラ、光達距離約29km、灯高 基礎上9.1m、水面上30.1m」で今日まで城ヶ島沖を航行する船人の心の灯となっています。

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崖の上に立つ勇姿。

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海岸に降りると洗濯板のような地形。

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去年のタモリ倶楽部で、「ズレた断層」を扱っていたがどの場所かはわからなかった。色の異なる岩の層が広がる。

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子どもはやっぱり、古墳より海が好き。

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地上の鳶。狙われている感じがした。

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馬の背洞門へ向かう前に昼食。ふじこさん紹介の「カネあ」のシラス丼も魅力的だったが、その斜め向かいの「中村屋」のつぼ焼きの香りに惹かれてそちらに入店。

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さざえの壷焼き、大人の味。子どもはにょろにょろの部分が食べられなかった。

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お腹を満たして、1時過ぎにウォーキング開始。

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風紋のついた砂浜もあった。

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こちらは岩の表面についた模様。

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子どもたちはしばし石投げに夢中となった。

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30分くらいで馬の背洞門に到着。

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海岸沿いを歩けるのはここまでで、ここから崖の上に上がった。洞門の上はまさに馬の背のようにくびれていた。

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上の位置から、もときた灯台の方向。

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ここからは平坦な歩きやすい道。

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もう、水仙の花が咲いていた。

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ウミウ、ヒメウ、クロサギの生息地として、県指定の天然記念物となっている。

白く見えるのは鳥の糞では。冬は南に行ってしまっている。

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そのまま東端の県立城ヶ島公園まで歩いた。1/11から水仙まつりで、イベントがあるようだ。

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公園の展望台からの眺め。うっすらと房総半島が見える。

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北側、三浦半島との間の海峡。

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ぴょこんと見えるのは「富山」か?

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「安房崎」の灯台。

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ちょっとしたキャニオンになっている(といっても高さ1mほど)

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ロウソクのような灯台。

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安房崎と州の御前

安房の国といえば当地より望見する南房総一帯をいいますが、その安房に向く岬という意味から安房岬の地名がついたといわれております。

海のかなたにあこがれる人の心は昔も今も変わりありませんが、往時この岬に立って海越しに安房の国を眺めた人の想いはどのようであったでしょうか。

中略

安房岬の「はな」は海中に突出した磯のため浅瀬が多く、航行する船の難所であったため、昭和37年現在ある白亜のスマートな無人灯台が設置されました。三浦市

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帰り道は丘の上を1.5kmほど、気持ちよく歩いた。

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リモコングライダーを飛ばしている人が楽しそうだった。

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再び城ヶ崎灯台へ。

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料理店、土産物店を見ながら駐車場へと戻った。

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つづく。