墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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「内藤礼 信の感情」展 @東京都庭園美術館

前回のつづき。

旧朝香宮邸・東京都庭園美術館 リニューアルオープン記念「アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる」展との同時開催展(2014/11/22~12/25)

休館日が第2・第4水曜日だが12/24は開館。通常は10時~18時で、12/22~25は20時まで。入館料は、2展共通のみで700円。

 

新館のギャラリーでの展示と、本館内での展示がある。

新館内は常時撮影不可、本館(本邸)内は平日のみ撮影可だが、内藤礼作品の写真の取り扱いに関しては【作家名表示・改変禁止】の条件があった。

 

本館内部では、内藤礼さんの作品(小さな人形)が、ところどころにさりげなく展示されていた。

 

本館大広間での、内藤礼作品。高さ5cmほど。

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2階の書庫での内藤礼作品

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ほかにも10箇所くらいに置かれていたようだが、この展示は帰り際に気がついた(鈍感です)ので、写真は上の2枚のみ。

新館に置かれていた4つ折りのパンフに展示位置が示されていたことをあとから知った。 

 

公式サイトには、作家と学芸員の対談が載っている。

 

上記サイトには、内藤礼の他の作品の写真もあります。

豊島美術館”母型”は、3年ほど前に訪れましたが、素晴らしい場でした。

撥水コンクリートの床面を水の塊がゆるりを流れていくさまは、見飽きることがなく。

そして、その空間はまさに、中を刳り抜いた古墳の内部にいるような・・・

 

12/12の日経電子版でも、多摩美大・小川敦生教授による詳しい解説が掲載されていました。


 ※追記

上記の記事で、昨日のエントリの写真にも内藤礼作品が写っていることに気がつきました。

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