前回のつづき。
高崎駅で時間が空いたので、上信電鉄ホームの旅の味たかべんで、肉そばを食べた。
上越線のりばのホーム。左の電車通過中が4番線、右が2番線で、正面先に八高線の3番線ホームがあった。
2番線の水上行きの乗る。
4駅目の群馬総社駅で下車。
古墳の表示は外にあった下記の案内板のみ。縮尺が小さすぎてわからないので、駅の方に道を聞いたらipadで説明していただけた。
グーグルマップで大体の方向を確認して歩き出した。
駅前の道を右に歩いて直交する2車線道を左折したら下記の案内板が目に入った。
右折すると、古墳らしき盛り上がりが見えた。
二子山古墳に到着。
雨脚が強くなった。他には誰もいない。雨の日に古墳へ来る方は珍しかろう。
石に彫られた案内板は、耐久性はあると思うが文字を読むのに苦労した。
(国指定)史跡 二子山古墳(総社)前方後円墳 全長90m 6世紀末
二段に築造された前方後円墳である。その規模は現状で全長約90m、前方部前幅61m、後円部径44mであり、前方部が大きく張り出している。
埋葬主体部は前方部と後円部各1つずつ横穴式石室が確認されている。後円部の石室は榛名山二ッ岳から噴出したと考えられる角閃石安山岩を加工して使用しており、その規模は現状で全長約8.6m、玄室長約7mである。前方部の石室は、自然石を使用したもので、全長8.7m、玄室長4.2m、同幅2.1mであり、両室ともに規模は大きい。
石室に使用している石材などから前方部の石室がやや古く、6世紀末期に構築されたものと考えられる。
標柱の横に階段がついている。
上ると基壇になっていて、さらに墳丘へと道がつづく。手前側が前方部裾になる。
前方部上から後円部。
前方部上には石碑が一基あった。
くびれ部の左斜面。
くびれ部の右斜面。
後円部上の柵。石室上部になる。
後円部から前方部。このあたりは榛名山の麓にあたるので、晴れていれば雄大な景色が見えるはずだが・・・
後円部の先にも上り口があった。
その先にはお城のような屋敷があった。
桜の巨木の横を回りこんでいく。春は見事だろう。
後円部の石室入口は、草で覆われてわからなかった。
雨なのでスズメバチはいない?
前方部の石室入口。「一時」立入禁止とあるが、解除はあるのだろうか。
ズーム&フラッシュ。ちらっと奥壁が覗ける。
埼群古墳館・昇寛さんのサイトでは貴重な内部写真が見られます。
つづく。