前回のつづき。
古墳の丘から林の中の道を降りてきて、ガイダンス施設へ。
(施設の外観を撮り忘れてしまいました)
「お祭り」の日だったので出店が2つ。小学生が作ったお菓子は丘から降りてきたら売り切れで、たこやきと唐揚げ(各300円)を買って芝生のベンチで食べた。
それから展示を見学。入場無料。撮影自由。
初めは周辺の縄文遺跡から出土した土器類の展示。
本物の縄文土器(かけらではなく)を触れるようになっていた。縄文人も同じように持ったはず。
こちらは、持ち上げてもよいようになっていた。結構ずっしりくる。
さまざまな形の土偶も。
鼻が高い人たち。
1号墳の築造風景のジオラマがよくできていた。後方部に木棺を納めるところ。
叩いたり削ったりして墳丘の形を整えているところ。
周囲を掘り下げ、その土を盛っているところ。
9mを超える木棺の再現。こんなに大きな木棺は始めて見た。
埋葬部から出土した石釧(いしくしろ) 作品として美しいので、ガイダンス施設のデザインに使われたのだろう。
古墳積み木のコーナーもあった(これはゲーム化して販売してもよいのではないか)
竪穴式住居のかまど(実物のようだった)を住居柱との位置関係を見せつつ展示。
土器の時代と形を「実物マトリクス」で現した展示。わかりやすい!
大安場古墳群と、郡山駅、阿武隈川と位置関係を示すパネル。台地の縁に古墳が並んでいるのがわかる。
大安場古墳の現状の空撮。
史跡として整備される前の空撮。森に沿った手前の道のカーブで位置がわかる。
ガイダンス施設では、さまざま催しが行われていた。子供は、麻布に葉で緑の色をつけるコースターをつくった。(これは無料)
古墳グッズも買った(ストラップ)
バスの時間(12:39)に合わせて帰途についた。一本逃すと1時間後、それを逃すと夕方までない。
阿武隈川の支流を渡る。
黄金色の田んぼの向こうには吾妻山・安達太良山
南側には雲がかかっていた。
ところどころ倒れてしまっている稲があった。
バス停は東屋本店という酒屋さんの前だった。少し時間があったので入店。
沢山の地酒があってびっくり。この店でしか販売していないという「たる酒」を買った。杉の香りがほんのりついていて美味だった。
「田村」という地元の村名を冠した日本酒も買いました。上記と同じ仁井田本家のお酒。少しずつ飲んでいますが美味しいです。
バスはガラガラだった。田舎道は阿武隈川を越えると街になり、30分弱で郡山駅に到着した(運賃370円)
つづく。