土曜の午後の単独墳行。埼群古墳館さんのサイトのお世話になりながら。
初めて東葉高速鉄道に乗った。滑らかにスピードを上げて下総台地をぐんぐん進むが、西船橋から7駅で630 円。終点の一駅手前が村上駅。
根上(ねのかみ)神社は駅近で、電車やホームからもよく見えた。
駅を支えるコンクリ柱は、なめらかな曲線を描く。
駅前ビルの裏の道を上ると、すぐに神社の林が見えて来た。
手前の公園は、きれいに整備されている。巨木が1本、風雪に耐えている。
鳥居の位置からの眺め。
鳥居からすぐに社殿になる。社殿は古墳のくびれ部を削って建てられている。
根上神社古墳(市指定) 前方後円墳 墳丘長50m (6世紀? Wikipedia)
実測図は50cmの等高線で描かれていて、わかりやすい。
狛犬は両方とも溶岩を積んだような岩の上に載っている。
境内には、出羽三山や御岳山、秩父などの参拝記念碑がずらっと並ぶ。
平成に入ってからの石碑も結構ある。
社殿に向かって右側、前方部から上らせていただいた。
社殿は墳丘を半分くらい削っている。
なんでわざわざ削ったのか? スペースがないからか。だが、墳丘前に広いスペースがあっても、わざわざ墳丘の一部を削って社殿を嵌め込んでいるパターンも多い。
土を盛るのも大変だが、削るのも手間はかかる。社殿と古墳をより一体化させようとして、そのような社殿の建て方が流行った時期があったのか?
直径35mの後円部の墳頂。中心部に木が立つが小さな広場のようになっている。
後円部から前方部。
後円部の周囲は歩いて回ることができる。後円部から前方部。後円部。すぐ後ろはジョイフル本田。
後円部墳丘下の南側を歩いて、鳥居のところに戻る。右側は垂直に削られてコンクリート壁になっている。
前方部の裾部分には多くの庚申塔が並ぶ。
庚申塔は、金網で守られている。ジョイフル本田の入り口はこちらにもあるので、細い道だが車の通りは多い。
ジョイフル本田側から見た、根上神社古墳。「○○担当はレジへお願いします」とかの放送が神社からもよく聞こえた。
続く。