前回の続き
歩道橋から127号線南側を見ると、道路沿にこんもりした繁みが目に入る。咲き出した桜のあたりから溝を越えると、そこがもう古墳だった。
案内板は国道と反対側、神社入り口の鳥居の横にある。
・八幡山古墳 前方後円墳 6世紀後半 全長77m
大きな楯型の周溝を持ち、それを含めると全長は118m。きれいな形をしていたが、国道に頭の3分の1を削り取られてしまった。
後円部から国道側の眺め。
後円部から前方部方向。
前方部の真ん中が大胆に切り開かれて社殿がある。
八幡神社。
社殿右側から後円部を望む。
立派な鳥居。
周溝の外側、前方部左側から後円部方向。
神社鳥居が面する小道の道祖神。こちらが昔からの道なのだろう。
この酒屋さんの右が古道。左は127号に面している。国道127号を隔てた反対側、案内板で周溝があったところは「君津の湯」になっていた。古墳の周溝で風呂につかるという贅沢ができる。
君津の湯の側から見た八幡神社古墳。
少し歩いて、君津山の手病院で、休んでいたタクシーを拾って君津駅に戻る。
駅の案内板の君津市は、木更津市と富津市の間にある。海に面した部分は少ないが奥が大きい。1月に訪れた久留里線後半部の馬来田国も君津市だった。
ttp://massneko.hatenablog.com/entry/2014/01/15/120454
電車案内板の下、実物大の牛の模型が迫力あった。
続く。