墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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姫宮古墳、東関山古墳 菊間国(千葉県市原市北部)の古墳

 日曜日の午後から、菊間国の古墳へ。今回も「房総の古墳を歩く」のお世話になる。

http://www.haniwakan.com/kenkyu/boso/hokubu.html

・姫宮古墳 前方後円墳 全長51m 古墳時代後期(6世紀前葉)

まずは姫宮公園へ。ガイドには「公園南側急崖にある踏み分け道を登る」とあるがその道は見つからず、細い車道の坂道を上がって、崖と反対側からアプローチする。

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後円部入り口に案内板がある。

「大化の改新前、菊間国の領域で、その地方の長官である国造がおかれていました。」とのこと。

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墳丘上には前方後円の形がよく残っている。

毎度のことだが、前方部から後円部を歩くと、背中から首、後頭部と大きな生き物の上にいるような感じがする。

後円部から前方部。

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前方部から後円部。

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後円部を下から見上げる。

前方部墳頂の石碑は、1914年に陸軍の房総における機動演習が実施された際に当時皇太子であった昭和天皇がこの古墳の上に立って観戦したことを記念し、古墳の所有者が当時の菊間村に土地を寄付して建立したそうだ。

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後円部下からの眺め。墳丘上は木が茂って眺望がよくないが、墳丘下からでも崖上なので眺めはよい。

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・東関山古墳(とうかんやま)全長61m 5世紀中葉

台地上は宅地と畑地が入り組んでおり、道もガイドブックとはかなり異なっている印象で迷ったが、木の茂みを目指していくと、まず東関山についた。

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道と宅地に囲まれている。前方後円の形が残っている。

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降り口を注意しないと民家の中にはいってしまう。

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続く。