土曜日、天気良く、風もなく穏やかな日。
袖ヶ浦市の小櫃川沿い右岸台地上に点々と連なる古墳を巡った。
ヤマトタケルのために横須賀・走水で入水した弟橘媛の、着物の袖が東京湾の対岸に流れ着いたという伝説で「袖ヶ浦」。
今回も「房総の古墳を歩く」を参考に。
http://www.haniwakan.com/kenkyu/boso/sodegaura.html
袖ヶ浦ICを降りてすぐのところに坂戸神社がある。市民会館のPに停めて坂戸公園から登っていく。
市民会館の西側が坂戸公園。
開発の波にのまれず残った、広葉樹の極相林だそうだ。
参道に電灯を取り付ける、初詣の準備中だった。
段差の細かい石段を駆け上がっていく。
古墳の案内板はなく、神社にお参りし、本段を一回りしてまた参道を戻る。
戻って右手のマウントが、前方後円墳であった。
後円部から前方部方向
前方部から後円部方向。この左手が崖になっていて、下に小学校がある。
木々の間からよく見えたが、写真には撮れず。
帰りは、気持ちのよい、スロープの道を降りた。
次に、率土神社(そつとじんじゃ)に向かう。参道を横切る形で車道が通っている。
神社縁起の説明板
神楽ばやしは、市指定無形文化財になっているそうだ。
まず、参道入り口まで戻る。台地の下に小櫃川流域の平野が大きく広がって気持ちの良い眺め。正面は袖ヶ浦高校。
さらに下まで降りた。
下から見上げて、また上った。
鳥居をくぐってすぐ右側に、率土神社南古墳がある。(正面が率土神社)
・率土神社南古墳 帆立貝式前方後円墳 直径30m 6世紀初頭
草むらの向こうに見える。当初は上円下方墳と思われていた、とある通り、墳丘が段の上にある。
竹やぶの中を気をつけて進む。
墳丘上は竹やぶが深くてほとんど何も見えなかった。いい場所にあるのに残念。
続く