良い天気の日曜日、午後から「座間」へ。
小田急線って経堂くらいまでしか知らない世界だったが、新百合、相模大野、海老名も一大ターミナルであることを認知。
下車した座間は小さな駅だった。スマホ地図の案内で線路沿いを南に歩き出す。ここまでくると丹沢山地、特に大山が雄大。富士山が隠れている。
歩き出してすぐに左の台地上の神社が。急な坂、その上の階段を登ると尾根上の神社に出た(皆原金比羅神社)
幅の狭い尾根だが、これがまさに古墳群に続く道だった。
神社から登ってきた坂を振り返ると、遠くに大山が。
尾根伝いの道の片側は住宅地、片側が森。森の中に墳丘が。これも古墳か。
来た道を振り返る。右の木立が墳丘があったところ。
この先は歩行者専用。
すぐ右手にも墳丘が。看板がなかったが、あとで6号墳と知る。
すぐに浄水場に出て回り込む。ここから海老名市。
小さな公園に到着。「上今泉自然公園」
他に案内板はないが、明らかに墳丘。
奥が4号墳、手前が5号墳であることを後から知った。
案内板が南側入り口にあったので、北から来た者にはわからない。
4号墳は前方後方形。3世紀後半 37.5m
4号墳、前方部から後方部。後方部右側は宅地で削られている。
後方部墳丘上から前方部、および5号墳の方向。
5号墳も古い。4世紀後半。方墳のようだ。
5号墳、墳丘下から。相模川と大山がよりはっきり見える。
上今泉公園と道を挟んで、秋葉山古墳群があった。
最後に見た案内板の地図。4号→5号→3号→2号→1号の順に登った。
造られたのは、3号→2号→4号→5号&1号の順だそうだ。
3号墳から道をはさんで振り返る。正面の木の向こうが5号墳。
3号墳はもともと前方後円形が削られて円形になってしまった。
3号墳の墳丘上。
3号墳からの眺め。素晴らしい。3号墳の立地が一番よい。
削平された前方部を眼下に向けていた。松本の弘法山古墳と同じパターン。
2号墳。後円部下から。
2号墳。後円部から。
2号墳は、3世紀末から4世紀初頭の前方後円墳。
2号墳の墳丘上には「憲政碑」が立つ。なにもここに立てなくても・・・
2号墳、前方部から後円部を振り返る。
1号墳。
1号墳は4世紀前半から中頃と、古墳群中では新しい方。
1号墳の後円部で。視界はない。
1号墳後円部から前方部方向。
尾根上なので、大山と反対側も見渡せる。
同じ位置から別方向。
南側に入り口。駐車場もあった。
案内板全図。
「秋葉山」の名の通り、紅葉が美しかった。また家族と来よう。