日曜日の午後から出発。
先日のシンポでも「香取の海」がキーワードとしてあったが、旧香取郡小見川町、現香取市小見川の古墳を家族で見に行く。
はじめに、小見川市民センターいぶき館にある郷土資料館へ。見つからなかったので、係りの方に聞いたら、鍵を開けていただいて入室することができた。
城山1号墳の出土物の数々が見事だった。(鏡だけがなかった)
これだけのものが人知れず(?)眠っているのは、とてももったいないことだ。
鉄ゾクの数々。
鎧甲の部品。
短甲、肩あて。
ヘルメット。本格的。
馬具も充実。
金鈴塚並みのボリュームではないか。
馬の埴輪。
金色の環頭大刀が複数。
甲装着の埴輪。
腕がひょろひょろっとして首の短い下総型。
修復中か。
立派な2体。
寅さん埴輪と同じような顔。
・城山古墳群
台地の上にの古墳公園。
中世の城跡にもなっているようだ。
復元された石室。本来の位置は小見川高校敷地内。
石室内部。ライトをもってくればよかった。
最上部からの眺め。利根川方向。かつては香取の海が広がっていたはず。
もうひとつ、4号墳を目指す。となりの小山。
茶店の横に墳丘が。
墳丘上からの眺め。
社と階段の間が最上部。
気持ちのよさそうな縁側がある日本家屋がある。
柵の向こうの浄水場敷地内の、おそらく13号墳。(白い説明板が見える)
・三之分目大塚山古墳 前方後円墳 5世紀中頃 120m
長持型石棺が露出していたそうだ。手作り「P看板」の横から後円部に登る。
登り口にある案内板。
墳丘上は現代の墓地となっていた。
墳丘上からの眺め。
後円部から前方部。
前方部から後円部。120mは大きい。
くびれぎりぎりに民家。
前方部下から後円部。
前方部先端。大事にする人と、心無いひとと。
くびれ部の民家は空き家だった。