11/8(金) 休暇をとって装飾古墳の東の横綱、虎塚へ。春と秋しか公開しておらず、2013年秋も11/1~4と11/7~10の8日間だけ。春からこの機を待っていた。
ひたちなかインターを降りて5分ほどの、ひたちなか市埋蔵文化財センターをまず見学。
本物の石室は撮影不可だが、きれいに復元された原寸レプリカを撮る。
上だけみると本物のようだが、実際は室内。
石室内、向かって右側面。
丸は、蛇の目?
高松塚は「装飾古墳」ではなく、「壁画古墳」に分類するそうだ。
熊本が圧倒的だが、茨城も少ないのにすばらしい。全体の古墳の数は15万というものもあるが、正しい数は把握できるのだろうか。
場所が限定されているということは、相互に関係があったことになるのか?
石棺から石障、横穴式石室壁面および横穴墓の壁面へと変遷した。
石室内出土物は、少ない。
本物の代わりに絵を描いたのか?
センターには、旧石器や縄文など他の時代の興味深い遺物があった。
笑顔の埴輪。
乳飲み子を抱く埴輪。水戸歴博で展示中なのでレプリカ。
ここも数体は貸し出し中のよう。
一巡して、早速現地へ。古墳入り口の管理棟。
・虎塚古墳
前方部右側からの眺め。
年間2週間しか開かない入り口。
入り口からちょっと迷路のようになっている。スリッパに履き替えて観覧室に進む。
厚いガラスで仕切られているが、レプリカと同じ絵が照らし出されていて感動する。
他に見学者がいないので、係りの人にいくつか質問。5分くらい見ていたか。
続いてくる人はいなかったが、ちょっと急かされた・・・
・十五郎穴
虎塚古墳のある台地を降りたところにある。最初に誤って手前の道を下ってしまったが、そこにも複数の横穴があった。虎塚まで引き返して、もう一度別の道を下ると、7,8分で着いた。
吉見百穴のように何段にもなってはおらず、上下2段くらいのものが広がる。
振り返ると水田が広がる。あぜ道を保育園児が散歩していた。