墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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明治学院大学 インブリー館

東京文化財ウィーク2013の一環で、普段は非公開のインブリー館が公開中だった(11/1)

1889年(明治22年)ごろ校内に建てられた西洋館で唯一現存するもの。

明治学院は1863年、ヘボン式で著名な医療宣教師ヘボンが横浜に開設したそうだ。インブリー博士も神学部教授。島崎藤村も在籍した。今でも神学部がある。

建物は1870年代のアメリカで流行した様式で、日本における西洋風建築の先駆けでもある。

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平成7~9年の修復工事を経て、「モダン」な会議室になっていた。

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コンパクトな階段が美しい。

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隣のチャペルは、なんとヴォーリズの設計で1916年(大正5年)築造。

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当初は長方形だったが昭和6年の拡張工事で十字プランになっている。

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シンプルなステンドグラス。

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立派なパイプオルガン。12年かけて2009年に完成したそうだ。

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明治学院記念館

1890年建設。アメリカ・ネオゴシック様式。元は神学部校舎・図書館で今は小チャペルと歴史資料館がある。

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記念館は桜田通り(国道1号)沿い。道路拡張で「曳屋」で移動したそうだ。

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