墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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摺鉢山(すりばちやま)古墳 台東区上野公園

3連休の最終日の「海の日」、上野の山に。

・摺鉢山古墳 現存全長70m 前方後円墳

案内板 平成6年(1994年)で1500年前ということは、494年で5世紀末?

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摺鉢山古墳 台東区上野公園5番
摺鉢山は、その形状が摺鉢を伏せた姿に似ているところから名付けられた。ここから弥生式土器、埴輪の破片などが出土し、約1500年前の前方後円形式の古墳と考えられている。現存長70m、後円部径43m、前方部幅は最大部で23m。後円部の道路との比高は5mである。丘上は、かつての五條天神、清水観音堂鎮座の地であった。
五條天神の創立年代は不明であるが、尭恵法師は「北国紀行」のなかで、文明19年(1487)に忍岡に鎮座する五條天神を訪れた際、
 契りきて たれかは春の
  初草に 忍びの岡の 露の下萌
と、うたっている。現在、上野公園忍坂脇に鎮座。
清水観音堂は、寛永8年(1631)寛永寺の開祖天海僧正により建立されたが、元禄年間(1688~1703)初めごろ寛永寺根本中堂建立のため現在地に移転した。
現在、丘上は休息所となっているが、昔のまま、摺鉢の形を保っている。
平成6年3月 台東区教育委員会

後円部から前方部 南西向き?

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後円部墳頂 いい木陰になっている。

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南側の上り口

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