常設展、企画展
アイセルシュラホールは、岡ミサンザイ古墳(仲哀天皇陵)の後円部東側にあります。 特異な建物の形は、船形埴輪を模しています。 「舳先」側から。 南側、「船」を側面から。左(西)が船首、右(東)が船尾のように見えますが、船形に埴輪は前後同じ形です…
8月15日、茨城県の大洗町で開催されている「古墳エキスポ」を鑑賞しました。 水戸駅で鹿島臨海鉄道に乗り換えて、水田地帯の高架を進みます。 大洗駅に近づくと涸沼川の掘割の先に、磯浜古墳群が展開する丘・古代の大洗島。 駅でバスを30分待って10分程乗る…
2022年4月3日の古墳旅は前回の判官塚古墳が最後の目的地でしたが、車を借りた小山駅へ戻る道すがらに琵琶塚古墳があったので立ち寄りました。 最初に古墳資料館へ。2018年4月に出来た施設で駐車場完備。 雨が本降りになっていました。 展示室の壁沿いには、…
まりこふんと行くバスツアー、2番目の訪問先は、近つ飛鳥博物館でした。 迫力ある安藤忠雄建築。CMで使われた階段を横目に見ながらメインエントランスへ。 円形の館内のスロープ展示を回り込んで、大仙古墳の150分の1模型に近寄っていきます。 公式サイトの…
7月23日土曜日、三昧塚古墳展を見に、明治大学博物館へ。 土曜日なので、古墳カレーの特別メニューがあるレストランはお休み。 土曜日は15時までと知らず、着いたのは閉館20分前ぐらいでした。(月~金・10:00~17:00、土・10:00~15:00、日曜は8月7日以外休…
森美術館で開催が始まった展覧会に行きました。 公式サイトから抜き書きすると… ・自然と人間、個人と社会、家族、繰り返される日常、精神世界、生と死など、生や実存に結びつく主題の作品が「よく生きる」ことへの考察を促します。 ・美術館ならではのリア…
県立博物館見学後に、市立博物館へも寄りました。 氷川神社のまっすぐな参道を南へ。 二の鳥居のすぐ東側に、よく目立つ建物がありました。 昭和55年(1980)大宮市立博物館として開館したそうですが、真新しい外観です。 入館無料。地下に常設展示室があり…
特別展を見た後は常設展(の古墳時代コーナー)へ。 埴輪や副葬品の展示が充実。パネルでは古墳からみた日本列島全体と埼玉県周辺との関係についての解説も。 古墳時代前期(4世紀)の古墳の分布図。黄色の「集中地域」は結構限られています。 4・5世紀のム…
平成7年度から毎年開催されている「発掘された日本列島」展。 今年は江戸東京博物館が休館中なので、大宮公園内にある埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されています。(もうすぐ会期末、7月18日まで) ”発掘”展は自分は9回目ですが、会場はいつもよりゆとり…
前回の関市の古墳からは、午後のツアーの時間が近づいてきたので、いったん岐阜の中心部の岐阜市歴史博物館へ。 山頂に岐阜城のある金華山の麓です。すぐそばにロープウェイ乗り場あり。 展示は戦国時代が充実。古墳関連は1ケースですが、鏡、大刀、武具や…
京都府京丹後市の和久傳の森からは再び県境をまたいで兵庫県豊岡市へ。 但馬国府跡や但馬国分寺・国分尼寺跡の近くにある豊岡市立歴史博物館を訪ねました。 四角い箱を4つ並べた建物。 赤い”門”をくぐって入口へ。 常設展示は古代が充実。 https://www3.cit…
京丹後市から再び豊岡市へ向かう前に、気になる美術館があったので寄りました。 京都の料亭と「おもたせ」の店である紫野和久傳(むらさきのわくでん)は、明治3年にこの地で料理旅館として創業したそうです。 ここに”食品工房”が建てられ、植樹により森がつ…
蛭子山古墳群の見学後、はにわ資料館へ。 充実の展示でした。(入館料は公園入園料300円に含まれています) 鎧が載った埴輪(短甲形埴輪)は初めて見ました。蛭子山1号墳から出土。 円筒部分の透かし穴が、三角だったり三日月形だったり。 どこまでが補修か…
前回の向山古墳から徒歩3分に愛宕塚古墳。 こんな魅力的な枝道からアプローチ。 すぐに墳丘の木立が見えてきました。 ”史跡の道”から、いざ。 すぐ先の右手に墳丘がありましたが、なんと閉鎖中でした。 グーグルマップのクチコミを読むと、2019年ぐらいから…
前回の鏡塚古墳から200mほど東には、心合寺山(しおんじやま)古墳。 まずは古墳の学習館へ向かいました。 入り口前の墳丘模型(墳丘は次回で) エントランスホールにあった説明板。復元整備された古墳です。 入門 心合寺山古墳明らかになった古墳の姿「前方…
二本松古墳から西へ10分強、歩き下って「発掘ふれあい館」に到着。 建物(右)は円筒埴輪を模したものでした。 すぐ左(北)隣に縄手小学校があります。 入場無料、土器や勾玉づくりの体験などができますが、出土品などの展示もあります。 HOME - 東大阪市立…
山畑古墳群の39・40・22号墳を見学した後は、すぐ西にある東大阪市郷土資料館へ。 斜面に立つモダンな建物です。 玄関前には、客坊山(きゃくぼうやま)19号墳出土の石棺底板の一部。竜山石製です。 入館料50円をおさめて館内へ。 旧石器、縄文、弥生、古墳…
大坊古墳見学後は16時となっていたので、宿をとっていた福山駅周辺に向かいました。 駅のそばの広島県立歴史博物館に、ぎりぎりの16時半に入館。 展示のメインは中世の集落「草戸千軒」の一部を実物大で復元したコーナーで、別名を「ふくやま草戸千軒ミュー…
屋敷荒神古墳を拝見した後は神谷川に沿って5㎞ほど南下して、新市町(しんいちちょう:かつて広島県芦品郡にあり、2003年に福山市に編入)の”しんいち”歴史民俗博物館を訪ねました。 立派な建物です。右には”あしな”文化財センターも。 周囲は住宅地ですが、…
市が尾の横穴墓を見に行った際、渋谷で途中下車して、建築家の白井晟一(しらいせいいち)に関する展覧会を、当人が設計した松涛美術館で鑑賞しました。 改めてみると、古墳的な香りも感じる建物正面です。 美術館の開館40周年の企画です。 2つの期間で内容…
前回のつづき。 西戸2号墳が移築されている毛呂山町歴史民俗資料館。 とても立派な建物でした。 入場は無料。エントランスホールには流鏑馬の銅像があります。 その右の、地元の小学生による”古墳新聞”の内容が素晴らしかったです。 展示室で目を惹く流鏑馬…
9月20日まで会期延長になった、安西水丸(1942~2014)さんの展覧会を訪ねました。 会場の世田谷文学館では以前、自動からくり人形作家・ムットーニ(本名:武藤政彦 1956~)の展示を見ましたが、それから4年が経っていました。 ムットーニ・パラダイス展 …
聖徳太子展へ行った際、久々に法隆寺宝物館へも寄りました。 明治11年(1878)に法隆寺から皇室に献納され戦後は国に移管された、7世紀の古代美術300件余が収蔵・展示されています。(常設展チケットで入れます) 東京国立博物館 - 展示 法隆寺宝物館 現在の…
聖徳太子展を開催している平成館は1階が考古展示室なので今回も立ち寄りました。 ちなみに展示室前で、法隆寺の救世観音と百済観音を8K映像で比較紹介するコーナーがありました。特別な観覧料不要ですが、とても見ごたえありました。 考古展示室では奈良県…
東博の平成館2階で聖徳太子展を見てエスカレーターで降りているときに、右奥の休憩室に十一面観音のシルエットが見えていたので近づいて見ました。 本館の特別展に出ている聖林寺十一面観音の、大変精巧なレプリカでした。 その特別展の関連展示とのこと。…
8月28日土曜日の午前、上野の東博へ行ってきました。 今年・令和3年(2021)は聖徳太子(574~622)の1400年遠忌(おんき:五十年忌、百年忌など、没後長い期間を経て行われる仏事のこと)にあたるそうです。 これを記念した特別展が奈良を経て、東京・上野…
20世紀初頭にフィンランドで活躍した建築家、エリエル・サーリネン(1873~1950)の展覧会を見に行きました。 ポスター上部の魅力的な螺旋階段はポホヨラ保険会社の中央らせん階段。 ヘルシンキ中央駅のすぐ南東です。 ポスター下部の写真は、2人の仲間とつ…
先月26日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、イコモス(国際記念物遺跡会議~ユネスコの諮問機関)により世界文化遺産としての登録が勧告され、今月下旬の世界遺産委員会で正式に決まる見通しとなっています。 当該の縄文遺跡群は、北海道6遺跡、青森県8遺…
6月に東京都現代美術館で見た、現在終了している展覧会です。 ・「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展 マーク・マンダースはオランダで1968年に生まれ、現在ベルギーを拠点に活動している作家だそうです。 マーク・マンダース —マーク・…
昨年秋から高知(県立近代美術館)~長崎(県美術館)と巡回してきて、最後の展示会場が東京の近美となっている隈研吾展に行きました。 5原則は、孔、粒子、やわらかい、斜め、時間。それぞれの”原則”に沿っての展示です。 ポスターの写真は、オドゥンバザル…