2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
前回の鶴山古墳から東に400mほどに亀山古墳の印があったので立ち寄った。 二車線の県道に出ると、向こう側に結構な土盛り。 南側には菅原神社が鎮座。 太田市教育委員会のサイトによれば、亀山古墳は全長58mの前方後円墳。埴輪片の特徴から築造年代は鶴山古…
二ツ山古墳群見学後は南東へ1.7kmの鶴山古墳へ。 そのちょうど中間に「上野国新田郡庁跡」があった。 南端の道路際に石碑と説明板が。 国指定史跡 上野国新田郡庁跡所在地:太田市天良町7-1ほか指定年月日:平成20年(2008)7月28日上野国新田郡庁跡は、古…
前回のつづき。 西山古墳から薮塚駅に戻ったが、次の電車までの待ち時間が長かったので、タクシーで二ツ山古墳群を目指した。 薮塚駅から太田駅方面に一駅目の治良門橋(じろえんばし:難読!)駅から徒歩19分の場所にある。 県道沿いのコンビニで降りて地図…
群馬県指定史跡の西山古墳は舌状台地の先端に立地する。 なかなか急な階段を上がり、80mほど入っていく。 上がった先の路。 すぐに大きな開口部が見えてきた。 開口部は後円部の南側にあった。脇には立派な石の標柱が。 説明板も。 群馬県指定史跡 西山古墳…
北山古墳の見学後は、丘を下りて温泉街の中にある資料館を訪ねた。 校倉造り風の堂々とした建物。 地元の温泉旅館・今井館の館主(考古学者)が父子二代で県内外から収集した埋蔵文化財などが旧藪塚本町に寄贈され、昭和53年(1978)に開館した資料館だった…
前回のつづき。 太田駅から桐生方向に3駅目の藪塚駅で下車。「藪塚(やぶづか)」なんて、いかにも古墳に縁がありそうな名前。 太平記の里・やすらぎの温泉郷というサブタイトルで観光案内板が出ていた。 北山古墳・西山古墳の位置も記される。 温泉地だけあ…
太田市美術館・図書館にて、くつろがせていただいた後は電車で移動を予定していたが、まだ30分ほど時間があったので、もう1基グーグルマップにあった古墳を訪ねた。 太田駅のコンコースで見かけた看板。3時間で980円で車を借りられるなら、電車とタクシーを…
今回の目的地に太田を選んだのは、古墳だけでなく見学したい建物があったから。 それが駅前に建つ太田市美術館・図書館。 建築家の平田晃久が手掛けた建物で、平成29年1月竣工・同4月にグランドオープンしている。 ぐるりと回ると姿が結構変化して、全体の形…
前回のつづき、八幡山古墳から望めた高山神社の境内林を目指す。 一度”下山”して、北から南に流れる八瀬川を渡る。 緑の丘が迫ってきた。 西側からの参道があった。 迷いながら上がっていくと、頂上には大きな基礎の上に小さな真新しい社が。 まずはその”本…
前回のつづき。 太田駅に着いた時は駅前の美術館・図書館がまだ開いていなかったので、近場の古墳巡りから始めた。 太田駅からタクシーを利用して西中学校の正門近くで下車。その向かいに大島八幡神社への参道入口があった(ミラーの左側) 細道を進むと鳥居…
前回のつづき。 30分以上歩いてきて国道122号を渡ると、急にあたりが開けた。 県道38号(足利千代田線)に古墳まであと800mの案内が。 その方向は見渡す平原で、古墳がある雰囲気ではなかった(が、中央やや左に説明板が写っている) 見事な麦畑。 古墳は廻…
5月18日の土曜日、古墳と建物を見に太田(群馬県)近辺を訪ねた。 グーグルマップに「古墳」と入れつつ行先を考えていると、下記の「城之内古墳」が目に留まったのでまずはそこから。 北千住で東武伊勢崎線に乗って館林駅へ。ホームの端に留まっている小泉線…
前回に続いて展覧会情報を。 モイズ・キスリング(1891~1953)は1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれたエコール・ド・パリの画家。 エコール・ド・パリは1920年代を中心にパリのモンマルトルやモンパルナスで活動した出身国も画風もさ…
6月12日から始まった、ボルタンスキー(1944年~ フランス生まれ) の展覧会を見に行きました。日本における過去最大級の回顧展とのこと。 ボルタンスキーを初めて知ったのは20年近く前になる越後妻有トリエンナーレ。廃校の体育館の展示は扇風機に揺れる電…
前回のつづきの小湊鉄道。 海士有木(あまありき)駅付近での後面展望。 行きの車窓で気になるものが見えたので、ここで下車した。降りたのは自分一人。 乗ってきた五井駅行きを見送る。 駅舎は有形登録文化財。 http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/28…
前回のつづき。 保存されているSLを見た後は、現役のDB4形機関車を。 里山トロッコ号を牽引する2015年製のディーゼル機関車でエンジンはボルボ。 かつて小湊鐵道で活躍した「4号車」(大正12年製のC型コッペル蒸気機関車)をリアルに再現。汽笛は倉庫で眠っ…
キハ5800形の見学後は「鍛冶小屋」の中を通ってSLの展示場へ。 ”小屋”はこちらの機関庫の右側に付随するが外観を撮りそびれた(写真は見学後) 車両や線路の保守・修理の部品などは、ここで自前で作ってしまうとのこと。 昨年、天浜線・天竜二俣駅で見た”博…
6月1日の土曜日、新聞の案内欄でみて応募した鉄道車両見学会に参加しました。 房総半島を半分横断する小湊鉄道の五井駅で、今年3月に市原市から歴史資料の文化財指定を受けたばかりの「キハ5800形気動車」(通常非公開) ほかにも「出庫点験」や「トロッコ列…
池上本門寺の北側に、小堀遠州の造園と伝えられる旧本坊の奥庭がある。 普段は非公開だが5月の連休中に一般公開があることを、Dogwoodさん (id:Ikegamiblog_tokyo)の下記エントリで知って訪ねてみた。 https://www.ikegamiblog.com/entry/2019/05/06/125701 …
川越からの帰路、以前に近くまで来ていながら未探訪だった赤羽台第3号墳石室に立ち寄った。 東武東上線の下板橋駅で下車し、徒歩23分で北区中央公園の文化センターへ。 もとは東京第一陸軍造兵廠本部で昭和5年の築。 4年前に訪ねた場所。 その建物の隣に、移…
前回までの川越編で最初に訪ねた場所を。 GW中の晴天日だったので蔵の街歩きは避けて、目的地の川越市立博物館までは川越駅からバスを利用。 車窓からの煉瓦建物は「日本聖公会キリスト教会」 渋滞気味になったので途中で降りて氷川神社へ寄ってみた。 予想…
前々回の川越市立博物館の正面の道を100mほど南へ進むと川越城の本丸御殿。玄関と大広間を有する建物が元の位置に現存する。 横(南側)からみた玄関。 そこにあった全体図。今は左よりの本丸の下側、残っているのは、ほんの一部(「現在地」の右の黒い部分…
日本考古学の重鎮、大塚初重先生の古墳絵画展が御茶ノ水の明治大学博物館で開催されています。 ポスターには大室244号墳。 絵葉書大のスケッチが38点。1986年頃から描き始めたスケッチは665点にもなるそうで、そこから厳選されたものを間近で見ることができ…
今回はGW中に訪ねた川越市立博物館。 企画展「日本最大の上円下方墳 山王塚古墳~上円下方墳の謎に迫る~」を見に出かけた。(本展は5月12日までで、すでに終了しています) 初めて訪ねた博物館だったが予想以上に大きな建物。文化財に対する川越市の力の入…
まだ桜が咲き始めの3月末、3年近くの工事期間を経て新装となった歴博の先史古代展示室を見学しましたが、桜の写真だけ載せて展示内容は後回しにしていました… リニューアルオープンは3月19日。1983年の開館以来の大規模改修。 日本列島に人類が現れた3万7000…
毎年楽しみにしている「発掘された日本列島展」が今年も6月1日から始まった。 6月2日の日曜日、9時半の開館と同時に入館。 日本で毎年約8千件超実施される発掘調査から近年の特に注目された出土品を見せる展覧会で、「国民が埋蔵文化財に親しみ、その保護の…
鎌倉大仏前で藤沢駅行きのバスの乗ってから20分ほど揺られて、御霊(ごりょう)神社前で下車。 マップで神光寺(じんこうじ)を目指していくと、途中右手に川名御霊神社があった。 細い参道で遠近感が強調される。 参拝して戻る際の眺め。 これから向かう神…
前回の吉屋信子記念館の前の道を200mほど西に行った突き当りに、鎌倉文学館の入口があった。 そこから門まで木立の中を進む。 門の先で観覧料(300~500円・展示による)を納めて敷地内へ。 その先には堂々としたトンネルがあった。 道を上がると建物の脇に…
画家のアトリエを拝見した後は、鎌倉文学館を目指したが、その間にある吉屋信子記念館という表示が気になったので立ち寄ってみた。 住宅街の細道で江ノ電の踏切を渡る。右手奥に和田塚駅。 踏切が鳴り出したので待っていると、電車がぬっと顔を出した。 その…
前回の旧華頂宮邸の外観見学後は、浄妙寺バス停から鎌倉駅行に乗った。次の停留所では満杯になって乗れない人も出ていた。 鎌倉駅からは若宮大路を海に向かって進み、横須賀線をくぐって八幡宮一の鳥居を過ぎたあたりで西へ枝道を入っていくと… 雰囲気のある…