墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

山政醤油醸造所煉瓦塀 東京都中野区中央

先日、中野区立歴史民俗資料館へ行った際に、入口横のガラスケース内にあったレンガ構築物の説明が気になっていた。 山政醤油醸造所レンガ塀 このレンガは、山政醤油醸造所の塀に使われていたものです。レンガ塀は明治32年(1899)に造られたと推定されます…

ソール・ライター展 @Bunkamura 渋谷

土曜日の渋谷へ、写真家・ソール・ライター(Saul Leiter:1923~2013)の回顧展を見に行った。 たまたま見かけたチラシの写真に惹かれて。写真家の名は今回初めて知った。 200点ほど展示される作品の多くは、1960年代のニューヨークを写したもの。 最初はモ…

「創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」@三井記念美術館

日本橋(駅は三越前)の三井記念美術館で開催中の西大寺展を見に行きました。 鎌倉中期に西大寺を再興した真言律宗の高僧・叡尊(えいそん:興正菩薩)に関連する名品展で鎌倉時代の仏像仏具などが中心となりますが、奈良時代後期にまで遡る西大寺の創建1250…

美術印刷文唱堂倉庫~マーチエキュート(mAAch)~万世橋船着場 東京都千代田区神田佐久間町・神田須田町

秋葉原へ照明器具を見に行った時、いきなり素敵な煉瓦蔵に遭遇した。 秋葉原といっても昭和通りの東側で人の通りも少ない方。 文唱堂印刷株式会社のサイトには創業1927年(昭和2年)とあるだけで煉瓦建物については触れられていないが、いくつかのブログには…

茨城県立歴史館(茨城県立水戸農業高等学校旧本館・旧水海道小学校本館) 茨城県水戸市緑町

前回のつづき。 水戸芸術館で藤森照信展を見た帰路、茨城県立歴史館へ立ち寄った。 茨城県の歴史について「公共博物館と文書館の機能を合わせ持つ施設」として、旧茨城県立水戸農業高等学校跡の敷地に1974年に開館した博物館。常設展は一般150円、駐車場無料…

吉田古墳 茨城県水戸市元吉田町

前回のつづき。 千波公園の古墳を見た後、水戸駅の南1.2kmほどに立地する国史跡の吉田古墳を訪ねた。 水戸駅からまっすぐ南に伸びる大通りに古墳を示す案内板がある。 こちらの細い道を入る。 すぐ先で、開けた空地の一画が金網に囲まれていた。 施錠された…

千波山古墳群(1・2・3号墳) 茨城県水戸市千波町

前回のつづき。 今回の墳行も昇寛さんのサイトで行き先を検討した。千波湖の湖畔の公園内に3基あるとのことでそちらへ向かった。 水戸市千波山古墳群3号墳 » 埼群古墳館 千波(せんば)公園は駐車場完備(有料エリアに停めたら無料エリアも広かった・・・)の広…

上ノ山古墳 茨城県茨城町前田

前回のつづき。 宝塚古墳を見学後、東に5kmほどにある茨城町指定史跡の上ノ山(うえのやま)古墳を訪ねた。 国道6号の長岡立体の少し北、県道40号線沿いに看板が出ていた。手前の小道を進む。 その先をズームすると説明版が見える。 標柱のあたりに来ると、…

金毘羅古墳 茨城県茨城町野曽

前回のつづき。 宝塚古墳見学の後、昇寛さんのサイトのマップを見ていて500mほど西に印がついていたので訪ねてみた。 茨城町・大洗町の古墳 金毘羅古墳は畑の中の農道脇にあった。昇寛さんが訪ねた時(2009年)からは、鳥居の色が赤く変わっていた。 ・金毘…

宝塚古墳 茨城県茨城町野曽

前々回のつづき。 水戸で藤森照信展を見た際に、周辺の古墳にも立ち寄った。 まずはカーナビにも出ている宝塚古墳へ。 北関東自動車道の茨城町西ICを出てすぐの車でなら訪ねやすい所にある。 「中央工業団地南」の交差点を右折すると、道沿いに古墳の標柱が…

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 @東京都美術館(& 東京藝大)

ピーテル・ブリューゲル(1世)が描いた2枚のバベルの塔のうち、後の方の1568年に描かれた作品が展示の目玉。 幅75cm×天地60cmの小さな画面に、雲の上まで聳える塔が圧倒的なスケールで描かれている。 会場は撮影不可だが、最後の通路に記念撮影用拡大パネル…

藤森照信展 自然を生かした建築と路上監察 @水戸芸術館 現代美術ギャラリー

5月14日の最終日に建築史家・建築家(そして路上観察者であり、江戸東京博物館の現館長)藤森照信の展覧会へ行った。 一般800円。図録は売り切れだったが再発行が行われるようだ(今後公式サイトに案内が出るとのこと) 展示室内は撮影可となっていた。 入っ…

友人の墓参り

5月13日の土曜日、友人の三十三回忌であったので久しぶりに千葉市営桜木霊園へ墓参した。 ”知らない人の墓参”を頻繁にするようになって3,4年になるのに、”昔よく知っていた友人”の墓参をしていなかった。 調べてみると三十三回忌は一般に「弔い上げ」といっ…

沼袋氷川神社~禅定院~百観音明治寺~新井薬師~新井天神北野神社 東京都中野区沼袋・新井

前回のつづき。 中野区歴史民俗資料館や哲学堂公園を訪ねた折、道すがらにあった寺社に参拝した。 ・沼袋氷川神社 西武新宿線の車窓からよく見える鳥居。 台地の縁に鎮座する。御祭神は須佐之男命で南北朝時代に大宮氷川神社から分祀されたそう。ご祭神・ご…

旧豊多摩監獄(中野刑務所)表門 東京都中野区新井

前回のつづき。 哲学堂公園を散策した後は、南西に徒歩20分ほどにある法務省矯正研修所東京支所へ。 中野通りで丁度来たバスに乗って"北野神社”で下車し、住宅街を西へ向かうと広大な土地に出る。1983年に閉鎖された中野刑務所跡で4万坪(13ha)の敷地は、今…

中野区立 哲学堂公園・後編 東京都中野区松が丘

前回のつづき。 古建築が建つ「時空岡」の広場を見学後、斜面の小道を下りた。 園内のあちこち77ヶ所に、哲学に由来する名前の建物・石造物・小路があり、散策をしながら哲学の思想や世界観を垣間見れる、という仕組み。 哲学堂 | 中野区都市観光サイト まる…

中野区立 哲学堂公園・前編 東京都中野区松が丘

4つ前のエントリのつづき。 中野区立歴史民俗博物館を見たあと、ちょうど来たバスに乗り3つ先の停留所で降りて哲学堂公園を訪ねた。 野球場の横の歩道を進むと入口があった。 入口の案内板。北は左下。 舌状台地の先端の高低差がある敷地で、運動場や古建築…

小湊鉄道 飯給駅 白山神社 千葉県市原市飯給(いたぶ)

前回のつづき。 旧里見小学校からの帰り道、近くにある飯給駅に立ち寄った。 左の黒塀の向こうが… 世界一広いトイレ、「Toilet in Nature」by 藤本壮介。 フェンスで囲まれた200㎡の敷地中央に透明電話ボックスのような"施設”がある。女子トイレなので入口か…

いちはらアート×ミックス2017 旧里見小学校 IAAES 千葉県市原市徳氏

前回のつづき。 市原湖畔美術館でカールステン・ニコライの展示を見た後、開催中の”いちはらアート×ミックス”の会場のひとつ、旧里見小学校(IAAES)へ向かった。 今回はパスポート券ではなく、個別鑑賞券で一般800円。 3年前に訪れた時には凍っていた校長室…

「カールステン・ニコライ:パララックス」展 @市原湖畔美術館 千葉県市原市不入

こちらのnot simpleさんのエントリで俄然興味を持ち、市原湖畔美術館へ行ってきました。 ottiee.hatenablog.com 「いちはらアートミックス」と同時開催の企画展で、5/14まで。 入場料は一般1000円。 カールステン・ニコライ(1965~)は、ドイツのカールマル…

中野区立歴史民俗博物館・常設展示 東京都中野区江古田

前回のつづき。 外庭で「離れ」の特別公開を見たあと、館内へ。 初めて入ったが旧石器から現代まで、当地の各時代の史料があって充実していた。 縄文時代の土器や石器のコーナー。 弥生期のコーナーでは竪穴式住居の復元模型も。沼袋駅の南側にある平和の森…

中野区立歴史民俗資料館 旧名主家(山﨑家)庭園・茶室公開 東京都中野区江古田

GW期間中(4/25~5/7)で中野区江古田にある区立歴史民俗資料館で、江戸期の旧名主家の特別公開があったので行ってみた。 西武新宿線の沼袋駅から北へ徒歩8分、新青梅街道沿いにあった。 歴史民俗資料館利用案内 | 中野区公式ホームページ 資料館には「山﨑…

(仮称)丸の内3-2計画新築工事:旧東京會舘

地下鉄二重橋前駅から東京駅の京葉線ホームへ乗り換えようと地上に出たら、少し前まで更地だった東京會舘跡が鉄骨群の塊になっていた。 お壕の側から。 囲い壁にあった建築計画のお知らせによれば、敷地面積は約1ha。 そこに地上30階・高さ140mの「事務所、…

国会議事堂・衆議院特別参観 後編

前回のつづき。 国会議事堂の中央玄関のホールを3階から。 3階から見るホール天井。最上部はピラミッドのような塔屋だが、内側はガラス天井のみのような明るさだった。 壁のアーチの角には四季折々の風景が描かれる。 3階バルコニー上から見た赤絨毯の大階段…

国会議事堂・衆議院特別参観 前編

5月4日、国会議事堂で日本国憲法施行70周年記念の特別参観のことをニュースで知ったので行ってみた。 普段も本会議開会中以外は9名以下なら事前予約なしで見学できる(参院は平日のみ) 衆議院参観手続 見学・傍聴:参議 特別参観では、普段は見られない「委…

「蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)」周防柳著

こちらも、乙巳の変から壬申の乱あたりまでの時代を舞台とする小説。 蘇我入鹿の娘が生き残っていたという設定のストーリーは一つの恋愛有り小説(?)であると同時に、小説では脇役である歴史の主役の面々がどこまでが史実かがわからないほど、そうであったか…

旧東富坂~出世稲荷~新坂(外記坂) 東京都文京区本郷

前回のつづき。 春日町交差点を南に渡り、 丸ノ内線の高架をくぐると線路に沿って上る坂道がある。 途中に面白い抜け道があった。 高さはそれほど低くはないが、傾斜があって向こう側が見えない。通る人は頭をかがめ気味だった。 丸ノ内線と並行する坂の名は…

富坂~上富坂教会~右京山 東京都文京区小石川・本郷

前々々回のつづき。 常泉院の北の大通りは春日通り。この辺りは「富坂」の名が付く坂道。 近くには徳川家康の生母・於大の方や秀忠の娘・千姫らが眠る伝通院があるが今回は寄らず、中央大学門前の横断歩道を渡って住宅地を歩いた。 坂名板を撮りそびれたが下…

「キトラ・ボックス」 池澤夏樹著

古代と現代の1300年を繋いだ、面白い小説でした。 特に古代の場面は、当時を生きた人々の気持ちが小説ならではの設定で迫真に描かれており、思わず引き込まれました。 古代の古墳造りや現代の遺跡発掘作業のシーンもあって、古墳ファンには特におすすめです…

東叡山 寛永寺 特別参拝

今年1月に寛永寺を訪ねてエントリに載せた際に公式ホームページで特別拝観のことを知り、4月29日の回を申し込んでいた。 月に2,3回、普段は非公開の葵の間(徳川慶喜が蟄居していた間)や霊廟(5代綱吉、8代吉宗、13代家定とその正室の天璋院)を拝観できる…