2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のつづき。 谷中一丁目を再訪した折、道路脇の案内図に気になる表示があった。 中央やや下に「蒲生君平墓」 蒲生君平(1768〜1813)は、"前方後円"の名付け親。 蒲生君平 - Wikipediaにその生涯について記されているが非常に興味深い。 臨江寺へ行ってみ…
今年になって、谷中のヒマラヤ杉を初めて訪ねたが、近くにある細道を歩きそびれていた。 massneko.hatenablog.com 下記の本でそのルートを見て、ヒマラヤ杉を再訪した。 「おれの細道 江戸東京狭隘路地探索」 黒田 涼 著 - 墳丘からの眺め 再訪後に調べてい…
いくつかの部屋を巡って最後のほうのひと部屋全体に一点の展示。 照明が若干落とされていて、目を凝らすと赤い何かが部屋の中央に浮いていた。 目線を下げると、壁から細い赤糸が中央が円になるように張られ、円の周囲に結ばれた垂直方向の糸が「もや」のよ…
道を歩いていたら、ぬっと緑のお尻が顔を出して、すっとトレーラーへ向かいだした。 キャタピラーでは公道を走れないそうなので、板をリレーしての作業。イチョウの並木も上手に避けて。 公道のパワーショベル テキパキとしたチームワークに見とれてしまった…
今回も”蔵出しシリーズ”。昨年9月に訪ねて”下書き”のままとなっていた。 新橋駅の西口から外堀通りに出ると、クラシックなビルがすぐに目に付く。 ・堀商店 昭和7年(1932)築、東京都選定歴史的建造物。 交差点側の角は丸くカーブを帯びている。スクラッチ…
文字の上書きではありません。 インテリジェントバラックという会社の看板でした。 http://www.intelligentbarrack.com/aboutus/aboutus.htm こちらに紹介記事があります。 今月の人 5月号
先週から運行が始まった銀座線の新車両に遭遇した。 こちらの記事と同じ車体番号。 news.mynavi.jp 木目調の内装が落ち着いた雰囲気。 案内表示のパネルが2連で見やすかった。 かつてはポイントに差し掛かると社内が一瞬暗くなって予備灯が点いていたが、そ…
春日大社展へ行った折、谷中のヒマラヤ杉を訪ねた。 東博正面の道を西へ進み、藝大の前を通り過ぎると小さな十字路がある。 その角に歴史の感じられる木造家屋があった。 門の脇に建物の解説板。 市田邸明治40年築 国登録有形文化財建造物市田邸は、日本橋で…
広がる雲海。 実は逆さで、雲の天井。 時間とともに色が。 飛行機2機とヘリ1機が写っています。 東の空には虹も架かりました。
「古都奈良の文化財」のひとつの世界文化遺産・春日大社に奉納されてきた「神宝」を一同に見られる展覧会が上野で始まっている。 奈良時代に藤原氏の氏神を祀るために創建された春日大社は「平安の正倉院」との呼ばれ、古来から公家や武家が奉納してきた神宝…
東京都美術館で開催中の「東京都現代美術館所蔵 新東京百景~90年前の東京」展を鑑賞。 入場無料。地下へ降りたギャラリーBが会場。 「新東京百景」は昭和4年(1929)から刊行された版画シリーズ。関東大震災から復興し始めた新しい都市風景が、昭和の木版画…
こちらのアプリ・チラシミュージアムを眺めていて惹かれた写真展へ行ってみた。 www.vanilla-gallery.com 銀座八丁目のヴァニラ画廊。 地下2階へ階段を降りていく。 2部屋を使った写真展で、一つが新作の「少林寺」シリーズで、もうひと部屋が「美少年論」な…
今回も「蔵出し」シリーズ。昨年8月に撮ったままとなっていた浦安市郷土博物館。 先々週のブラタモリが「浦安」でもあった、ということで(当館は出なかったが) 郷土博物館は入館無料。市役所や中央図書館など、市の施設が集まる一画に建つ。 正面入口と親…
少し前のエントリで都営新宿線曙橋駅辺りを辿ったが、その近隣の新宿歴史博物館へは昨年夏に訪ねて下書きのままとなっていた。これも、忘れかけているが忘れきらないうちに。 曙橋駅A4出口から案内表示に従って東へ進むと、200mほどで津の守坂の下に出る。 …
今回も細道。 戸越銀座駅は何度も来たことがあるが、このルートは「東京 記憶の散歩地図」という本に教わった。 東京 記憶の散歩地図 作者: 小池壮彦 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/03/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る…
前回のつづき。 泉岳寺を出た後、中門の南側の道を進むと、台地の端がむき出しになっている場所があった。 ストリートビューで過去の写真を見ると、2009年には高級そうなマンションが建っていて、道沿いには石垣と竹囲いがあった。 2012年に解体され、新たに…
少し前、昨年11月に訪ねた高輪の泉岳寺。 情報が多くてまとめきれずに下書きのままとしていたが、忘れないうちに。 都営浅草線の泉岳寺駅、A2の出口から150mでお寺の入口がある。 天保7年(1836)に再建された中門。元来はこの前に総門もあったとのこと。 中…
2017年1月の満月。 急に見通しがよくなった品川区立芳水小学校の北側台地から。 右は大崎のThink Park Tower、中央は駅東口の大崎ニューシティ。 柵の下では、学校の立替えに伴う工事が進行中。 眺めがよくなったのは斜面の木々が伐採されたから。 ここ芳水…
前回のつづき。 地下鉄の曙橋駅まで来たが、少し時間に余裕があったので案内図の右にあった珍しい名前の神社を訪ねてみることにした。 曙橋をくぐって靖国通りを東に向かい、斜めに入る小道へ。 ゆるいカーブを描く細道。 椿の木にメジロがいた。 津の守坂を…
前回のつづき。 鰻坂から再び中根坂の北端へ戻った。石垣の向こうは牛込第三中学校。 石垣の前を東西に伸びる通りには、西端にある坂名がついている。 といってもこの標柱の位置からは坂は見えない。 左に長く続く囲いは、大日本印刷市谷工場解体工事。 旧DN…
前回のつづき。市谷の大日本印刷エリア内を徘徊中。 この周辺は クニャマップ に坂が多く記されていて前から気になっていた場所(中央やや上の2本の谷) 中根坂の南で東側に入る小道があった。道の左右は公園を造成中。 少し先に鼠坂があった。 かつては上り…
前回のつづき。 市谷亀岡八幡宮の裏(崖上側)の出入口。 出てきたところは左内坂の上。 坂名は江戸初期に周辺を開発した名主の島田左内の名に因んでいる。 ストリートビューで見ると中腹に標柱があったようだ。 坂をさらに上っていくと、DNPの新しいビルが…
前回紹介をした本にある”細道コース”へ新年のお参りを兼ねて訪ねた。 JR・東京メトロ市ケ谷駅(都営線は間がヶ)で下車。JRの駅(下の写真右奥)からはお濠の石垣を渡って外堀通り方向へ向かう。 外堀通りに面したビルの谷間に参道があった。 結構な高低差・…
もともと古墳探訪をテーマとしたブログのはずが、神社や建物や坂道など雑多になっている感がありますが、最近は細道に惹かれることも多いこの頃、そんな「好事家」向けに照準を合わせたガイドブックがあった。 おれの細道 〜江戸東京狭隘路地探索〜 作者: 黒…
久しぶりに日比谷シャンテの前を通りがかったら巨大なビルが建ち上がっていた。 地上35階、高さ191mの、仮称・新日比谷プロジェクト。 建物4階には11スクリーン・計2300席のシネコン、TOHOシネマズも入る。 施主は三井不動産。来年1月末に完成予定。 三井不…
前回のつづき。 博物館に”初もうで”した際に、いくつかの常設展示も見学した。 下記は本館の2階の「日本美術のあけぼの」コーナーの縄文土器。 東京都板橋区小豆沢の小豆沢貝塚から出土した縄文後期(前2000年~前1000年)の注口土器。 重要文化財の弥生土器…
東照宮参拝の後、東京国立博物館へ向かった。 葉を落としたユリノキと、表慶館。東京都遺跡地図を見ると、表慶館の中央ドームのあたりに古墳(台東区No5遺跡)があったことが印されている。 博物館に初もうで展は今回で14回目となるそう。イベント的なものは…
2017年は松の内に上野へ出かけてみた。上野東照宮と東博が目的地。 初めに訪れたのは上野東照宮。上野へはよく行くものの、こちらを参拝するのは初めて。上野動物園正門の左側に参道があった。 鳥居には享保十九年と刻まれている(1734年) 入口の門。ぼたん…
前回の天祖神社のすぐ北にある公園。中央が掘り込まれていい雰囲気の広場になっていた。 公園の西側の道は北側にゆるく下る。この先はかつて谷田川の流路だった。 その西側、本郷通りの少し手前に駒込富士神社がある。 全長45m、高さ5.5mの堂々とした墳丘の…
前回のつづき。 白山神社の東参道を進んで旧白山通りに出て、白山上交差点を左に向かったところ。 東大農学部前で本郷通りから左に分岐しているこの道は、旧白山通りでもあり中山道・国道17号でもある。 道沿いに旧町名案内があった。 旧駒込東片町(昭和39…