2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のつづき。 がま池見学の後は、広尾駅の方へと向かった。 麻布運動場を過ぎようとするあたりに現代美術館のような建物があった。 あとで住所から検索したら、アパホテル社長の邸宅との情報があった。 そこを過ぎて有栖川公園沿いの南部坂を下る。公園内…
前回のつづき、かつ数回前のエントリ・元麻布の細道のつづき。 近くまで来ていながら、近くにあることに気づかなかった「がま池」を目指した。 以前にブラタモリでも紹介された、麻布台地上の謎めいた池。 グーグルマップに示されるので近づくのは容易だった…
少し前に訪ねた元麻布エリア。 元麻布の細道 東京都港区元麻布界隈 - 墳丘からの眺め そのすぐ近くに「がま池」があることに後で気づき、再訪した。 麻布十番駅で降りて麻布台地の上を目指す。”十番通り”を歩いて七面坂で左折した。 標柱の解説。 しちめんざ…
恵比寿駅から駒沢通りを東へ向かって明治通りと突き当たると渋谷橋交差点。 横断歩道のない交差点の歩道橋を渡っていると、明治通り沿いのビルの谷間に福昌寺がある。 ”現代的”な福昌寺の門前。 本堂へは建物内の石段を上がっていくようだ。 目当ての石棺仏…
雨の土曜日、9/3にリニューアルオープンした恵比寿の東京都写真美術館(Tokyo Photographic Art Museum)へ。 3Fと2Fで開催中の「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展を見た。 3Fには「海景」などの写真もあるが、杉本博司が集めたさまざまなコレクションと、そ…
前回のつづき、この日最後に立ち寄った場所。 「東京モダニズム」のアプリで、京急沿線沿いにもうひとつ物件があった。 青物横丁の駅近の竹内医院。 築年は明治期末らしい。 高架に張り付くような青物横丁駅のホーム。 駅前には細長いホテルが聳えていた。 …
前回のつづき。 雑色駅からの帰り道、「東京モダニズム」のアプリをみると、沿線の大森町と梅屋敷の間に近代建築のサインがあったので行ってみた。 大森町駅で降りて徒歩10分強で東邦大学医学部キャンパスに到着。周囲には医療センターの大きな建物も並ぶ。 …
すでに先月になってしまったが、羽田の煉瓦堤や六郷水門を探訪した後に、近辺の商店街や建物も見て回った。 六郷水門に近い南六郷2丁目から雑色(ぞうしき)駅の近くまで一直線に続く商店街があった。住宅地が徐々に商店街になっていった。 斜めの角にあった…
前回のつづき。 元麻布の台地の、最も標高が高いあたりには西町インターナショナルスクールがあった。 大正10年築の洋館が現役で使われている。 設計はヴォーリズ。壁の出っ張りは暖炉の煙道か。 英文併記の説明板。 東京都選定歴史的建造物西町インターナシ…
前回のつづき。 本光寺山門の東にあった「五」差路の細道。 行き止まりかと思いきや、結構先がある。左は崖。 一応通路のようだ。 振り返って。 普通の道につながっていた(振り返ったところ) その先には、30軒ほどの平屋建てが肩を寄せ合うように並ぶ一画…
渋谷区東の台地上に行った折、その界隈を歩いてみた。 恵比寿から山種美術館へ上って246号の南青山7丁目 へ抜ける道は途中から尾根道のようになり、東側は渋谷川支流が削った地形へ下りて行く。 右はもときた台地に上り返す道(行き止まり) 豪邸のあるエリ…
渋谷区東の台地上は電車や地下鉄の駅からは少し離れるが、山種美術館や塙保己一史料館のほかに、國學院大學博物館や白根記念渋谷区郷土博物館・文学館もある。 白根記念渋谷区郷土博物館は、Wikipediaによれば1975年(昭和50年)、渋谷区議会議員の故白根全…
昨日から、2年前の下記のエントリが”注目記事(自分の)”の上位になっていました。 massneko.hatenablog.com 今朝のニュースでその理由を知りました。 ガンガラーの谷の「サキタリ洞遺跡」で、世界最古の釣り針が発見されたとの記事。 下記の沖縄タイムスの…
渋谷区の山種美術館を訪れた際、スマホマップに現れた「塙保己一(はなわ ほきいち)史料館」に興味を惹かれ行ったみた。 堅牢そうな建物は昭和2年の築造。建てたのは清水組。 道路側に斜めに両翼を出していた。 左右対称に近い造り。 柱が外壁に出ていて、…
今年は周年記念の美術館が多いような気がします。 山種美術館も開館50周年を記念する特別展をシリーズで開催しています。 直前の「江戸絵画への視線 岩佐又兵衛から江戸琳派へ」は気づいたら終了という状況でしたが、今回は間に合いました。 開催中の展覧会 …
平安の秘仏を見た折に、東京都美術館も訪ねた。 開館90周年を記念して5人の現代作家による「木々との対話」展。 5人は、國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂一。 舟越桂一以外の作品は撮影可だった。 90周年を記念するだけあってどれも見応えの…
前回のつづき。 この日最後に上花輪(かみはなわ)歴史館を訪ねた。 流山街道の下町交差点を西に折れ、さらに南に旧道のような道を進むと右側に関所のような門があった。 この冠木門(かぶきもん)は昭和17年(1942)に改築されたもの。 パノラマで。左の奥…
前回のつづき。 野田市郷土博物館の斜め前に、重厚な日本家屋の玄関があった。 大正13年頃に建てられた旧茂木佐平次邸が、昭和32年から市民会館として使われてきている。 登録有形文化財。部屋の使用は有料だが見学は自由にできる。利用料も低額。 市民会館…
前々回のつづき。 こちらの郷土博物館がもともとの目的地だった。 醤油醸造家の茂木佐平次家があった場所で、旧宅は市民会館として利用されている。 房総の魅力500選の標柱があった。 博物館開館は昭和34年。「野田市民の文化活動が基盤となって生まれた、千…
上野の東博の本館特別展示室で、滋賀県甲賀(こうか)市に所在する天台宗の古刹・櫟野寺(らくやじ)に伝わる平安時代の仏像20体(すべて重文)が一同に展示されていました。 メイン展示の本尊十一面観音菩薩坐像は像高3.2m、台座・光背を含むと5m超の高さで…
前回のつづき。 流山街道に面して、キッコーマン本社の北側にも堂々とした建物があった。 ・株式会社千秋社社屋(旧野田商誘銀行)設計者は不詳。 商誘(しょうゆう)銀行の名は、創立委員のほとんどが「醤油」醸造家だったことにちなむそう。 興風会館(昭…
前回のつづき。 茂木本家の西側に流山街道に面してキッコーマン本社(左のガラス建物)があるが、その隣に目を惹く建物があった。 ・登録有形文化財・近代化産業遺産 興風会館 堂々たるファサード。 正面の門に嵌め込まれた興風会の説明。 建物は「ロマネス…
前々回のつづき。 茂木本家美術館見学の後、美術館周囲の建物を見て回った(すべて外観のみ) こちらの黒い板壁は美術館の庭から続いている茂木本家。 板壁の向こうに複数の蔵が建ち並ぶ。 下の絵地図は美術館でいただいた「たてもの散策図絵 近代化産業遺産…
前回のつづき。 というより前回が今回のつづきで、野田市へ行く前に流山市立博物館で「鰭ヶ崎(ひれがさき)三本松古墳」展を見た。 1階が図書館で展示室は2階にある。 流山市内の古墳マップ。グレイの部分が台地上になる。鰭ヶ崎三本松古墳は下方の台地先端…
9月11日の日曜日、流山市立博物館~野田市郷土博物館と、車で少し遠出をした。 野田市で郷土博物館に着く直前に目を惹く建物があり、”美術館”とあったので思わず立ち寄った。 壁に平瓦が貼られている。駐車場完備だが停まっている車はわずかだった。 入口の…
森美術館で開催中の「宇宙と芸術展」に行きました。 美術館入口の「はやぶさ」の模型(1/2サイズ) 初めの部屋は「人は宇宙をどう見てきたか」がテーマで、曼荼羅や十二天図、竹取物語絵巻、ダヴィンチやガリレオの手稿、天球技や観測機器など、美術作品や資…
前回のつづきで、所沢~朝霞シリーズの最終回。 朝霞二小の近くの道に「重要文化財 旧高橋家⇒」と出ていたので、行ってみることにした。徒歩5分ほどで到着。 根岸台市民センターの隣にある。 敷地の案内図。主屋の周りに納屋・倉・木小屋・井戸小屋・祠など…
前回のつづき。 朝霞二小の敷地内にある一夜塚古墳跡を見た後、そこから150mほど東にある古墳広場を訪ねた。 地名の通り「岡」となっているエリアの北端に古墳は立地する。この切り通しの左側が古墳。 坂を下りると黒目川で、すぐ東で新河岸川と合流する。 …
前回のつづき。 所沢航空公園を訪ねる際に、 昇寛さんのサイト・埼玉館 » 埼群古墳館で近辺を見たところ、朝霞に古墳公園があることを知ったので立ち寄った。 西武線所沢駅から西武池袋線で一駅目の秋津駅で武蔵野線新秋津駅まで歩き、武蔵野線で三駅目の北…
航空発祥記念博物館と航空公園を見たあと、スマホのマップを見ていたらそばに「長屋門 能面美術館」というサインが現れたので行ってみることにした。 こちらは航空公園駅前にあった案内板(下が北) 南側に熊野神社がある。 航空公園の南辺に沿う「けやき通…