墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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塚山古墳 埼玉県さいたま市桜区大字塚本

塚山古墳は前回の白鍬塚山古墳と同じく大久保古墳群に含まれるが、2つの古墳間は徒歩22分、1.8kmの道のりだった。

 

途中、鴨川を渡った先にあった大久保神社に参拝。

 

境内の樹林は市の天然記念物に指定されている。

 

大きなケヤキは幹周り4m超。

 

社務所ではカラオケ大会があったようで賑やかだった。振り返っての境内。

 

そこから10分強で塚山古墳のそばに着いた。

 

墳丘を北側から見ている。

 

道路沿いに進んで西側から。

 

回り込んで南側から。 台地上ではなく平地(低地)に築かれている。地理院地図を見ると裾は標高7m。

 

墳丘への道は見つからなかった。現地説明板も無し。墳頂の祠をズームで。

 

さいたま市のサイトによれば明治・大正期に前方部が削られて径35m・高さ6mの墳丘が残る。前方後円墳と考えられてきたが、なんと前方後方墳の可能性があるそうだ。

 https://www.city.saitama.jp/004/005/006/001/005/001/003/p000503.html

 

前方後方墳で後方部の幅が35mとすると復元すれば全長60m前後になるのでは。であれば、それなりの盟主であったであろう。想像すると楽しい。

 

ちなみにこれまで訪ねた前方後方墳で、近いサイズは下記のとおり。

沼津市の高尾山古墳が後方部幅約31mで全長約62m

http://massneko.hatenablog.com/entry/2017/12/10/000000

那須郡の那須八幡塚古墳も後方部幅約31mで全長約62m

http://massneko.hatenablog.com/entry/2017/10/28/000000

同じく那須郡の駒形大塚古墳は後方部幅30mで全長約64m

http://massneko.hatenablog.com/entry/2017/10/26/000000

君津市の道祖神裏古墳は後方部幅約34mで全長約54m

http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/03/30/110314

安城市の国史跡二子塚古墳は後方部幅約36mで全長約68m

http://massneko.hatenablog.com/entry/2018/12/23/000000