墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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無為庵(旧華頂宮邸敷地内) 神奈川県鎌倉市浄明寺

前回のつづき。

フランス式庭園の南側には薬医門。この先は普段非公開のエリア。 

 

茶室「無為庵」の解説。昭和後半の所有者が上大崎から移築した昭和初期以前の建物。

無為庵は、昭和45年から昭和62年まで旧華頂宮邸を所有していた松崎貞治郎氏が、昭和46年に東京・上大崎から茶室と門を移築したものです。
茶室は昭和初期以前のもので、門は更に時代を遡るものとみなされています。
茶室は数寄屋趣味が横溢するものであり、茶道が社交の重要な要素であった戦前の日本文化を端的に示す貴重な遺構といえます。
旧華頂宮邸の洋館及び洋風庭園と対蹠的なほぼ同時代の建築文化の存在は、旧華頂宮邸をより魅力的にしています。
なお、茶室北東部分は、昭和52年に増築されたものです。

 

左の玄関までは入ることができる。 

 

玄関の左側の躙り口。

 

三畳の部屋。

 

玄関から先に見えていた二間。

 

玄関右側の壁。

 

 南側にはモミジの傘。

 

一番広い八畳。

 

八畳を別の角度から。天井中央の八角形から16本の棹縁が出ている。

 

周囲には縁側。

 

緑の天井。赤く色づいた様子も見てみたい。

 

縁側の下には水路が引かれている。

 

水は道路の側から引かれていたようだ。

 

日差しが強かったので、気持ちの良い木陰になっていた。