今回が、この日最後に訪ねた地になります。
怖いもの見たさで行ってみました、蕪嶋神社。
神社は改修中で、囲いの脇の仮設の拝所で参拝。
4年前に火災に遭って、再建途中にある。
2019年12月の完成、2020年3月以降に一般の参拝ができる予定。
https://hachinohe-kanko.com/kabushima_koji
弁財天を祀り、商売繁盛・漁業安全の守り神として古くから信仰を集めてきた神社。
蕪(かぶ)が株と同じ読みであることから、株や運が上昇するご利益があるとの評判で、「かぶあがりひょうたん御守」が人気なのだそう。
ここはかつては島で、ウミネコの繁殖地だった。
国指定天然記念物 蕪島ウミネコ繁殖地(大正11年3月8日指定)
蕪島は、毎年約3万羽のウミネコ(東アジアの沿岸を生息地とするカモメ科の海鳥)が繁殖のために飛来する、日本有数の繁殖地です。
ウミネコは、2月下旬頃から蕪島へ飛来し、4月下旬~7月下旬頃に産卵や子育てを行い、個体数は約4万羽まで増えます。ウミネコは8月上旬頃に繁殖を終えて蕪島を去りますが、蕪島周辺で越冬する個体も少数見られます。
蕪島がウミネコの繁殖地として続いてきた理由として、現在、陸続きとなっている蕪島は、もともと離島であったため、ウミネコの天敵が侵入しづらかったことや、ウミネコの子育て時期にエサとなる魚が八戸湾に豊富であったことが考えられます。
他地域のウミネコ繁殖地は離島や断崖が多く、蕪島のように人間の生活圏内に繁殖地があることは珍しいことです。蕪島では地域の人たちが中心となり、ウミネコの繁殖を守るための活動を行っています。
2019年3月 八戸市教育委員会
3万~4万羽とは! 鳴き声が響き渡る。
囲いが無くても、石段を上がることは遠慮したかも。
石段をズームで。
雨が降っていなくても、傘をさしていただろう。
フンだらけの広場の対岸に見学施設が。
八戸市蕪島休憩所に”避難”して、落ち着けた。
拝殿をズームで。
施設内にはさまざまな解説があった。
施設の上も繁殖地。
蕪島の手前の港町で何か食べようと思っていたが、午後結構回っていてすべて閉まっていた。蕪島休憩所に「八食センター」のパンフレットがあったので、行ってみることに。
八食センターに着いて、その規模の大きさと賑わいにびっくり。
回転寿司もおいしゅうございました。