山種美術館で開催されている、速水御舟(はやみぎょしゅう:1894~1935)の生誕125年展を見に行った。
御舟コレクションは山崎種二氏(株式会社ヤマタネ創業者、美術館創立者:1893~1983)が旧安宅産業コレクションから受け継いだ「美術館の顔」であり、美術館が広尾に移転して10周年になることも記念した展覧会となっている。
重要文化財の「名樹散椿」(前期で終了)や「炎舞」を含め、御舟作品ばかりをまとめて見ることができる貴重な機会となっていた。
昨今のならい(?)として、一点だけ撮影可の作品があった。
「翠苔緑芝」は昭和 3年(1928)の作品。
ビワの木の下の黒猫。
と、2羽のうさぎ。
が、あじさいを挟んで配される。
アジサイは特殊な技法で描かれているそう。
今年のアジサイは他の方のブログで拝見するばかり(特にryoさん、id:ochi_cochi)でしたが、日本画でも堪能できる機会が持てました。
8月4日まで。一般1200円(ぐるっとパスで100円割引)