墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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鳥崇神社古墳 群馬県太田市鳥山中町

オクマン山古墳から三枚橋駅へ向かう途中に造り酒屋さん(今井酒造店)があった。

 

敷地内には、カフェ「かぜくら」も。次の電車まで少し時間があったので迷わず中へ。

 

酒蔵を改造したようなカフェ空間は、天井が高く気持ち良い。

 

純米酒「上州 風まかせ」 を思わず頼んでしまいました。おいしゅうございました。

https://www.kaze-kura.com/shop/

 

良い気分で駅へ向かう途中、左手の枝道の奥に気になる神社が。

 

見るからに古墳。事前チェックから漏れていたが、とても得をした気持ちに。

 

頂上の拝殿に参拝。

 

敷地目一杯に社殿が建つ。

 

拝殿左側の、焼け残った古木。

 

拝殿に参拝して石段を見下ろす。

 

参道左手の鳥居の後ろ、金網囲いの中にも墳丘?

 

周堀も残る。

 

マップを見ると、鳥崇神社(古墳)と記されていた。 

 

後で検索すると、太田市教育委員会のサイトに「鳥崇(ちょうそう)神社古墳」として解説があった。

前方部が削られた前方後円墳で、残った後円部は直径約40m。

金網の内側の土盛りは前方後円墳の周堀内の中島で、参道に存在した前方部をはさんで右側にも一対であったがそちらは埋められたとのこと。

周堀に中島を持つ特異な形状であることから、6世紀前半の築造と推定されるそうだ。

http://www.page.sannet.ne.jp/gooki/p/shiteiigai/shiseki/shiseki1.htm 

 

一方で、群馬県古墳総覧(2017)での鳥崇神社古墳の記載は、全長約66mの前方後「方」墳とある(埋葬施設は竪穴系・不明)

 

三枚橋駅にはぎりぎりに到着。

 

 一駅先の太田で特急りょうもう号に乗った。仕切りの向こうの白い建物は太田市美術館・図書館。

 

車窓から太田天神山古墳(右)と女体山古墳(左)を遠望。東武伊勢崎線は小泉線のようにすぐ脇は通らない。