墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

RCRアーキテクツ展 夢のジオグラフィー @TOTOギャラリー・間

RCRアーキテクツは、ラファエル・アランダ(1961年~)、カルマ・ピジェム(1962年~)、ラモン・ヴィラルタ(1960年~)の3人が、スペイン・カタルーニャ地方オロットに1988年に設立した建築スタジオ。

2017年に3人揃ってプリツカー賞を受賞した他、国内外で多数の受賞歴がある。

 

前回の田根剛展とは対照的にシンプルな構成で、壁際にはこれまでの作品が動画と模型で示され、中央にはカタルーニャ地方ガロッチャで進行中のプロジェクト「ラ・ヴィラ」のイメージが展開されていた。

 

「ラ・ヴィラ」エリアの広大な絵地図が広がり、ドローイングが示される。

ガロッチャは35万年前から1万年前まで幾つも噴火があった火山地帯で、国立自然公園でもあるそうだ。

 

こちらはいただいたパンフ。

 

その「ラ・ヴィラ」に造る建物のひとつである「紙のパヴィリオン」の模型。

 

軒は人の目線ほどで、屋根は紙製?

 

その柱や梁には吉野杉が使われる。中庭に展示されたモックアップは後に現地に移築され実際の建築の一部になるとのこと。

 

上の階では「吉野の森 ラ・ヴィラの森」という24分のドキュメンタリー映像(制作:鈴木久雄、ジュリア・デ・バイェ)が壁一面に映し出されていた。

RCRは長年にわたって日本文化の影響を受けているそうで、水彩で描かれた”和紙の森”も展示されていた。

 

「夢のジオグラフィー」というコンセプトは自分にとっては難解な内容だったが、哲学的な雰囲気に魅力を感じた。

3/24まで。入場無料。

 

グーグルアースで見た現地。

具体化された「ラ・ヴィラ」をいつかこの目で見てみたい。