墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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将軍塚 長野県上田市別所温泉

前回のつづき。

安楽寺からの帰り道、温泉街のメインロードに残る将軍塚(古墳)に立ち寄った。 

 

左がメインロードで200mほど下った先に別所温泉駅がある。

 

道路に面して説明板が。築造時から300年ほど下った時代の、平維茂の塚との言い伝えもある。

将軍塚
塚は古墳時代後期に築造された周囲10m余、高さ3m余の円墳で当地方の有力な豪族の墓でえある。また別に維茂塚(これもちづか)とも言う。
冷泉天皇の御世の安和2年(969)信州戸隠山に「紅葉」と名乗る鬼女が住み、妖術を使って近隣を荒らし住民を苦しめていたのでこれを平定するために詔を奉じて北向観音に参籠祈願ののち首尾よく鬼女を討ち滅ぼした余吾将軍平維茂の塚と伝えられる。

 

墳丘には「紅葉」ではなく桜の木。春は見事だろう。

 

石碑や石塔の土台の石は天井石?

 

墳丘から北東側、別所温泉駅方向。

 

振り返って南西側。右斜向かいの玉垣は七苦難地蔵堂。

山を越えて20km西が、安曇野や松本になる。

今回は北向観音に参拝する時間は無く、温泉にも入らなかったので、機会を見つけて再訪したい。