墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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印内北分1号墳 愛知県安城市桜井町印内北分

前回のつづき。

あらためて現地で地図をよく見ると思っていた以上に古墳が集まっている地域だった。

新幹線の北側、県道286号沿いにあった愛染古墳には気づかずスルー。

 

農道のような道を南へ進むと、新幹線の変電所。

 

高架をくぐって線路の南西側。右奥が東京方面。

 

小川を渡って少し上ると墳丘があった。

印内北分(いないきたわけ)1号墳。

 

北側から。

 

頂上の様子。中央が少し窪む。

 

墳頂に上がらせていただいて北側。墓地の向こうに新幹線高架。

 

墳丘と新幹線。

 

安城市教育委員会作成の「桜井古墳群保存管理計画書」によると印内北分1号古墳の現状は南北約10m、東西約10m、高さ1.7mだが墳形は不明、墳頂中央に花崗岩が1枚露出していたとされ現状でも花崗岩数点がみられる。

墳頂部の窪みから横穴式石室の存在が想定されるが詳細不明で、明治初年に盗掘されて刀剣・玉類が出土したことが伝わるが所在はわからないそうだ。
2号墳もあったが失われている。

https://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/shisetsu/kyoikushisetsu/documents/siryouhen.pdf