墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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サンライン(カレー店) 伊皿子坂(の枝坂道) 東京都港区高輪

前回の茗荷谷の次は泉岳寺へ移動して、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築を見学に向かった。

 

泉岳寺から尾根上へ伊皿子(いさらご)坂を上る。昼時だったので、近くにあったカレー店へ。伊皿子坂は二本榎通りと交差すると魚藍坂となって下るが、下りかけた左側にカレー専門「サンライン」がある。

前にこちらの本での紹介で気になっていて、グーグルマップに印をつけていた(そしてすっかりどんな店か忘れていた)

ぼくの偏愛食堂案内

ぼくの偏愛食堂案内

 

 

入ってみるとメニューは1500円のビーフカレーのみ。少しご飯を少なめにした。登場したのは、さらさらの具のないスープ。

なかなか辛いが店で水は出していない。医食同源の薬膳効果が高まるとのことで。

半信半疑になりながら店を出たが、実際この後、いい感じで胃がぽかぽかし、元気になった(木・金・土のみの営業)

 

伊皿子坂の中腹から坂上方向。

伊皿子坂の由来は、明国人伊皿子(いんべいす)が住んでいたと伝えられるが、ほかに大仏(おさらぎ)のなまりとも、いいさらふ(意味不明)の変化ともいうそうだ。

https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikucenter/kodomo/kids/machinami/saka/81.html

 

伊皿子坂には以前来たと思い込んでいて、標柱を見つけたにもかかわらず撮りぞびれてしまった。

 

その右に、鋭角カーブが美しい石垣があった。

 

船のへさきのような突き出し具合。

 

枝道は伊皿子坂より急傾斜。

 

登りはじめは両側が壁。「東京時層地図」 を見ると、明治になって拓かれた切り通しのようだ。

 

最初の石垣が終わると、別の石垣が立ち上がる。 

 

高さは一階の屋根ほども。

 

水平垂直でく、ぴしっと隙間無く積まれているところが素晴らしい。終末期の横穴式石室のよう。

 

その先にもう一段あるがそちらは最近のもののようだった。

 

坂上から振り返って。

名坂だと思います。