墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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福井鉄道・サンドーム西駅~北府駅

前回のつづき。王山古墳群を巡っているときに聞こえていたゴトゴト音の音源を確認しに駅へ来た。

サンドーム西は無人駅。

 

単線で2段になったホームがひとつ。掲示板の案内を見て、3つ南の北府駅が面白そうだったので往復してみることに。

 

北府駅は終点の越前武生駅の1つ手前。ホームは上り下りで別々。

 

そこから右を見ると木造車庫と留置車両。

 

新型の車両の後ろには年代モノの車両が。

 

貨車のようなラッセル車と旧型車両。

 

構内踏み切りを渡って駅舎の方へ。

 

昭和の香りが濃い。 

 

駅名表示板をよくみると北府は「きたご」だった。地元以外の人は読めないのでは。

 

そのホームの端から。

 

振り返っての駅舎。右には留置線があった。

 

駅舎を出て、反対側の端から振り返った留置線。

 

留置車両の真横にバス停がある。

 

そこから振り返っての北府駅舎。

 

大正13年(1924)に「西武生駅」として築造。2012年に改修を受けてきれいになっている。

 

旧駅舎は2010年のソフトバンクのCMのロケ地になっていた。60秒後からの2本目。


SoftBank CM 白戸家 夫婦旅行3部作

 

現在の駅舎内部。旧改札のボックス。

 

奥の部屋は「福井鉄道のあゆみ」を展示する博物館になっていた(無料)

 

さまざまな器具が展示されている。

 

この荘厳な機械は何だったか・・・

 

パネルによる車両紹介。外にあった青とクリーム色の車両は600形式と200形式だった。

 

「懐かしの路線」パネル。

 

福井鉄道には昭和40年代まで営業していた支線・鯖浦線(せいほうせん:旧鯖浦電気鉄道)があり、鯖江と越前町の織田とを結んでいた。

たまたまこのパネルを写していたが後の越前町古墳ツアーで、経ヶ塚古墳(朝日山古墳群)は、この電車に毎日乗っていた方が山の稜線を見ていて発見したと伺った。古墳は下の地図の中央、西田中駅の左で直角に曲るあたりの西(左)に位置する。

 

越前武生駅から折り返してきた電車に乗る。

 

車内の様子。つなぎ目の部分が丸く開いている。

 

ワンマン運転なので最後尾は無人。北府駅を振り返って。

 

 家入駅からは日野川を渡る。車両より狭い橋の幅。

 

サンドーム西駅で降りて、田原町行きの電車を見送る。

 

駅に王山の東麓にある舟津神社の案内があったので参拝に向かった。

 

王山を回りこんでいくと鯖江高校のグランドの脇を通った。このすぐあと、球児全員にこの距離から「おはようございます」と挨拶されて動揺してしまった。

つづく。