墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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根岸八幡神社~根岸森林公園入口 神奈川県横浜市磯子区西町

前回のつづき。

旧柳下邸見学後は、そこでグループを離れて根岸森林公園へ歩いてみた。

マップを見ると、根岸小学校の北側に台地上への連絡路があるようだったのでそちらへ向かう。

小学校の手前を左折すると根岸八幡神社。

 

鳥居に導かれて境内へ。

根岸八幡神社の御祭神(主神)は八幡皇大神 (応仁天皇・誉田別命)

 

背面を緑に囲まれて、清々しさが増幅している。

 

参拝して見上げると、見事な彫り物が。

 

境内にあった説明板。社叢林は神奈川県天然記念物に指定されていた。

神奈川県指定天然記念物 根岸八幡神社の社叢林
昭和55年2月15日指定
根岸八幡神社の社叢林は根岸台の急な崖上に発達している。スダジイ、タブノキ、カクレミノ、ヤブツバキ、シロダモ、モチノキなどの常緑広葉樹林で、斜面上部はヤブコウジ~スダジイ群集と判定される。斜面下部はタブノキ、ケヤキ、シロダモの優占しているイノデ~タブ群集が発達している。林内には胸高60cm、樹高18mのカクレミノの大木も生育している。スダジイ、タブノキの樹勢もさかんで、崖崩れ危険地域(急傾斜地崩壊危険区域指定地)の土砂崩壊防備保安林としての機能も果たしている。
根岸埋立地に面した最後の郷土の自然林ともいうべき八幡神社の社叢林が、将来にわたって県民の自然教育の場として、また郷土林としての景観維持、環境保全林、災害防止保安林など多彩な機能を果たすことを願い、ここに天然記念物に指定するものである。
昭和55年12月20日 神奈川県教育委員会

 

神社の東側に階段があった。 

 

何度も折り返すつづら折りの道。

 

斜面には「かながわの美林50選 根岸旧海岸線の森」と記された標柱も。

 

後で調べたら標高差は40m。

 

ようやく崖上に到達。

 

坂上手前で、あじさいが咲いていた(6月中旬)

 

上の道から振り返って。

 

マンションの間の道を東へ進み、2車線道を進むと右手に「ドルフィン」

 

あの「山手のドルフィン」

一人で入るような雰囲気ではない、と勝手に思った。

 

そこから坂を上がると急にアメリカに。中の消防車もアメリカ仕様。

根岸森林公園の南端にあるが、この西側一帯に米軍根岸住宅がある。

 

自販機の新聞も英字紙。

 

その先が根岸森林公園の入口。

 

2ヶ国語の案内図。

慶応3年(1867)に日本で初めて洋式競馬が行われ昭和18年まで続いたが、戦後は米軍のモータープールとゴルフ場になり、昭和44年にゴルフ場部分が接収解除となって昭和52年に開園した。

 

ズームすると、旧観覧席の塔屋先端が見えた。