墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

東京都内・近郊の富士塚登拝のすすめ

富士山の山開きは7月1日(吉田口)だそうですが、東京近郊に数多く残る富士塚でも山開きの行事が開かれるところがあります。

富士塚は、江戸時代に富士講という富士山を神の宿る場所として信仰する人々によって築かれています。

富士講の開祖は角行(かくぎょう:1541~1646)で、江戸時代中期に身禄(みろく:1671~1733)が広め、最盛期には江戸八百八講と称されるほどの講が結成されて代表的な庶民信仰のひとつとなり、富士塚は江戸時代後期以降、主として富士登山が困難な人々のために江戸とその周辺地域に築かれたそうです。

 

自分は以前から近所の神社にあることは知りつつも、それほど興味を持たずにいましたが、古墳を訪ねるようになってから惹かれるようになり、神社が管理する都内62基の富士塚などが掲載されている「お江戸のお富士さん 富士信仰と巡る富士塚」というガイドブックに出会って30ヶ所ほどを登拝・遥拝しました。

 

こちらは中央区湊の鉄砲洲稲荷神社の富士塚

http://massneko.hatenablog.com/entry/2017/09/28/000000

 

上記は常時(?)遥拝のみの登れない富士塚ですが、6月30日・7月1日等のみで公開される富士塚もあります。今年は今週末の土日!

普段から登拝できるところでもお山開きの式典など、ハレの姿を拝観できると思います。

富士塚の登拝は富士山に登るのと同じご利益があるそうなので、この機会に参拝されてはいかがでしょうか。(多分ご近所の神社にもあり、茅の輪くぐりで夏越の大祓いもできるのでは)

 

上記ガイドブックの半分ほどしか訪ねていませんが、下記は山開きの時期にしか登拝できないところでした(それぞれで公開日・公開時間は異なります)

 

こちらは「海の日」に公開

 

こちらは9月1日にお祭りが。

 

規模が比較的大きくていつでも登拝できるところとしては下記があります。

 

古墳を利用した富士塚も。

 

今でも富士山がきれいに望める富士塚

 

カテゴリーにもまとめました。

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